芸人のホ・ギョンファンが運営している会社で27億ウォン（約2億7000万円）台の会社資金を横領した共同経営者が、1審で懲役刑を言い渡された。
2月17日、韓国法曹界によると、ソウル中央地裁・刑事合意27部（キム・ソンイル部長判事）は、特定経済犯罪加重処罰法上横領、有価証券偽造や行使などの容疑で起訴されたヤン氏（41）に、懲役3年6カ月、罰金1000万ウォン（約100万円）を宣告した。
ヤン氏は2010年から2014年まで、ホ・ギョンファンが代表を務める鶏の胸肉の販売代理店で法人通帳、印鑑、ホ・ギョンファンの印鑑などを利用し、会社の資金27億3000万ウォン（約2億7300万円）を横領した疑いを受けていた。
ヤン氏の職務は監査で、会社の資金を頻繁に引き出していたことが明らかになり、確認された口座振替の回数だけでも計600回に達すると調査された。
またホ・ギョンファンの名前で酒類供給契約書に印鑑を押し、約束手形を発行して使用した疑いも受けている。
その他、2012年にはホ・ギョンファンに自分の税金納付を手伝ってくれれば、数カ月以内に返済すると嘘をつき、1億ウォン（約1000万円）を借りて返済していない疑いもある。2020年3月には、血中アルコール濃度0.211％の泥酔状態で飲酒運転もした。
裁判所は、「自分が運営していた会社と被害を受けた会社の会計を区分せず、混ぜながら運営し、犯行に走った。横領額が27億ウォンを超え、残りの被害額も相当なものと思われる。詐欺で騙し取った1億ウォンは、犯行時点から9年になるがまったく返済しておらず、飲酒運転当時の血中アルコール濃度もかなり高かった」と、ヤン氏の容疑を有罪と認め、量刑理由を明らかにした。
ホ・ギョンファンは2月18日、インスタグラムに「じっと耐えて乗り越え、静かに進行していたことだが、記事がたくさん出た（これもまた関心だと考える）。信じていた同僚から裏切られたが、信じた仲間のおかげで再び立ち上がることができた。心配してくれて、感謝します。ちょっと高い授業料だが、そのおかげで毎年成長し、会社はさらにしっかりしたようだ」と心境を明らかにした。
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