少女時代メンバーのドラマ出演が続くが…“視聴率クイーン”への道は険しい?

2021年02月13日 テレビ #少女時代
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少女時代メンバーのドラマ出演が続いている。ユナとスヨンに続き、今度はユリが来る。

【写真】「美脚の元祖」スヨン、フィギュアのような美スタイル

ユナが主演した韓国JTBCのドラマ『HUSH』(原題)は、2月6日に放映を終了した。

俳優ファン・ジョンミンの久しぶりのドラマ復帰で話題となった『HUSH』で、ユナは妥協することなく猪突する記者イ・ジス役を担い、独特の爽快感を見せてファンの心を掴んだ。

一話ごとに成長するキャラクターを通じて、ユナの誠実な演技は好評を受けた。ただ視聴率は残念ながら最終回まで2%台と苦戦した。

(画像提供=JTBC)『HUSH』のユナ

スヨンも去る2月4日に放映終了し、現在Netflixで配信中のドラマ『それでも僕らは走り続ける』で魅力を誇った。

ドラマでスヨンが引き受けたソ・ダナ役は、個性的なセリフとよく合うキャラクターでファンの視線を集めた。それだけでなく、外見的なスタイリングもソ・ダナに注目を集めたポイントだった。ただ『それでも僕らは走り続ける』も3%台の視聴率に終わり、ヒットとはならなかった。

(画像提供=JTBC)『それでも僕らは走り続ける』のスヨン

ユリが初の時代劇に挑戦。勝算は?

少女時代のユナ、スヨンのドラマが最終回を終えたなか、今度はユリが挑戦状を出す。

左から少女時代のユナ、スヨン、ユリ

ユリは今年上半期に編成予定のMBNドラマ『ポッサム-運命を盗む』(原題)に出演する。ユリにとっては初の時代劇挑戦となり、格別な意味を持つ。

『ポッサム』は、ポッサム(朝鮮王朝時代、男が寡婦を連れてきて再婚すること)が誤って王女を誘拐して繰り広げられる物語を描く作品。ユリは国王・光海君(クァンヘグン)の娘で、光海君の宿敵イ・イチョムの嫁でもあるファイン翁主役を引き受けた。

ユリと共演する男主人公は、時代劇経験が多く“時代劇王子”という異名も持つチョン・イル。『パスタ~恋が出来るまで~』『マイ・プリンセス』『ミス・コリア」などで実力を認められたクォン・ソクチャンPDが演出を引き受けたことで、期待が高まっている。

ユリの新しい挑戦は、どんな成果を生むだろうか。

(写真提供=MBN)『ポッサム-運命を盗む』のユリ

これまでスター性抜群の少女時代メンバーが演技者として活躍しているものの、誰一人、ドラマの“視聴率クイーン”と呼ぶことはできないのが現状だ。

それについて、とある芸能関係者は「視聴率や全体的なストーリーは、演技者にはどうすることもできないので、キャラクターを見て出演するかどうかを選択する場合が多くなる。したがって、そのキャラクターが魅力的に見えたかどうかで、それなりの意味を付与することができる」と述べた。

別の関係者は「MBNがドラマをあまりしないので『ポッサム』の予想は難しいが、MBNが先立って放送した『優雅な一族』(原題)と『嘘の嘘』(原題)は、話題性も視聴率も良かった。今回の『ポッサム』はMBN初めての時代劇だが、時代劇好きの多い中高年層がMBNの主要な視聴者層であるため、視聴率にも期待できる」と見通した。

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