女優クララが主演を務める中国映画『大红包』(原題)が、去る1月22日の公開後、2週連続で中国ボックスオフィス1位を記録した。
新型コロナの影響で中国映画市場は低迷しているが、公開16日目で2億元(約32億6700万円)を突破し、中国観客の熱い反応を受けている。
2016年に出演した『使徒行者』、2017年の初主演映画『ウーマン・イン・レッド ~スキャンダルな夫~』に続く、3作品目となる中国ボックスオフィス1位作品であるクララ主演の映画『大红包』は、結婚祝いに関連して物語が展開するラブコメ映画だ。
クララは映画のヒットに勢いづき、映画公開と同時にMaoyan中国映画サイトで映画俳優部門の認知度1位に上がった。毎日順位が変動する同ランキングでクララは17日連続1位を守っており、現地メディアと観客の熱い関心が伝わってくる。
中国観客にとって“大陸の女神”として認知され、女優としてたしかな存在感を示しているクララは、2021年の年末に放送予定の期待作の撮影に突入しながら、中国のテレビまで牛耳る準備を開始した。
今年公開される10編余りの中国映画やテレビドラマを通じて、女優クララが再びどんな成果を生み出すのか、熱い関心が集中している。
◇クララ プロフィール
1985年1月15日生まれ、モデルとして活躍したあと、2006年のドラマ『透明人間チェ・ジャンス』で女優に転身。以降、『お願い、キャプテン』(2012年)、『結婚の女神』(2013年)などに出演。アメリカのファッション誌『MODE』が選ぶ「世界で最も美しい女性100人」2014年版で、2位にランクインしたことも。しかし事務所とのトラブルで、活動の拠点を中国に移すことに。2019年1月、MIT出身の実業家サムエル・ファンさんと結婚。
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