韓国最大手の芸能事務所SMエンターテインメントが、約200億ウォン(約20億円)の追徴金を課せられたと公示し、注目を集めている。
SMエンタは2月5日、「罰金などの賦課」と題する公示を通じて「ソウル地方国税庁による税務調査の結果、202億1667万ウォン(約20億2000万円)の追徴金を課せられた」と発表。追徴金規模はSMエンタ自己資本の3.19%に当たるとのことだ。
SMエンタは「納税告知書の受領後、納付期限である3月末までに追徴金を納付する予定で、今後不服申し立てを進める予定」と明らかにした。
これに先立ち、ソウル地方国税庁調査4局は、SMエンターテインメントとイ・スマン総括プロデューサーを相手に税務調査を行っていた。今回の税務調査は、脱税容疑の確認による不定期税務調査、いわゆる特別税務調査だ。
課税当局は、イ・スマン総括プロデューサーと法人との取引で、法人資金流出情報をつかんだため、当局が税務調査に乗り出したものとみられる。税務当局は、2020年9月から約5カ月にわたって税務調査を行ってきた。
税務調査の事実が明らかになったことを受け、SMエンタは「昨年9月から6年ぶりに定期税務調査を受けた。誠実に臨み、結果を待っている」と述べた。
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