人気ウェブ漫画の実写化として話題だったtvNドラマ『女神降臨』(原題)制作スタッフらが、新型コロナウイルスの防疫ルール違反で通報された。
2月7日、某ネットコミュニティにはソウル市に受け付けられた『女神降臨』への通報内容が公開された。「ソウル市はドラマ『女神降臨』チームの『クランクアップ記念写真撮影』が罰金を科せられる案件なのか、防疫当局に有権解釈を依頼し、その結果によって厳重処罰すべき」という内容だった。
それに先立って、『女神降臨』に主演するASTROチャ・ウヌは、放送終了の翌日(2月5日)にドラマの出演陣およびスタッフ全員が集まったクランクアップ記念写真をSNSに公開した。ただ、写真の中には多数のスタッフがマスクを着用しておらず、そのことで防疫ルール違反の疑惑が浮上した。
韓国の首都圏はいま、防疫対策「社会的距離確保」の2.5段階を維持しており、ドラマやバラエティなど撮影現場では収録中に限ってマスクを外すことが許される。
そのような防疫ルールを考えると、『女神降臨』チームの記念写真は違反の要素がある。波紋が広がると同時にチャ・ウヌは写真を削除したが、防疫ルール違反をめぐる議論は続いている。
それらの騒動を受け、『女神降臨』制作サイドは2月7日に公式謝罪文を発表。
「防疫ルールを徹底的に守りながら撮影したが、撮影終了直後の記念写真ではマスクを着用しておらず、ご心配をかけた」とし、「一瞬の不注意も発生しない安全な撮影現場にするためベストを尽くします」と述べている。
2月4日に最終回が放送された『女神降臨』は、ムン・ガヨン、チャ・ウヌ、ファン・インヨプらが出演。漫画から出てきたようなビジュアルと魅力で大きな話題を集めた。
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