韓国を代表する有名俳優2人がK-POPのミュージックビデオで特別な存在感を発揮している。
俳優ファン・ジョンミンは最近、東方神起ユンホの『Thank U』ミュージックビデオに出演して話題を集めた。
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まるでノワール映画を彷彿とさせる『Thank U』のミュージックビデオで、ファン・ジョンミンは“王社長”役を演じて強烈な印象を残した。ファン・ジョンミンはユンホと映画『国際市場で逢いましょう』で共演した縁で、ノーギャラで出演したこともわかった。
ユンホは「やってもらえるだろうかという心配があったが、快く“大丈夫、恥ずかしくないように一生懸命準備したアルバムだから、私も恥ずかしくないように熱心にやってみる”と言ってくれた。作業中、ずっと楽しかった」と感謝を伝えた。
バンドSe So Neon(セソニョン)の新曲『自由』のミュージックビデオには、俳優ユ・アインが特別出演した。
まず2月2日に公開された『自由』のティーザー映像には、ユ・アインが歌を歌う姿で登場。短いが、強烈な印象を残した。それによって『自由』ミュージックビデオで、ユ・アインがどんな姿を見せるのか関心が集中したりもした。
ミュージックビデオ出演のきっかけは明らかにされていないが、知人を通じて縁ができたという話が伝わっている。
過去、俳優たちのミュージックビデオ出演は当たり前の光景だった。
特に1990年から2000年代までバラードジャンルにおいてその傾向が強く、多くのミュージックビデオがドラマのような形式で制作され、時のトップスターが出演した。曲はもちろん、ミュージックビデオ自体が大衆に愛され、シリーズものとして制作されたりもした。
もちろん現在もミュージックビデオに多くのスターが出演しているが、過去とは少し異なる様相を見せている。
特に2000年代に入ってからは、ダンス曲やアイドルグループの曲が勢いを見せ、ストーリーよりもパフォーマンスを強調するミュージックビデオが増加した。
アイドルも独自の世界観を構築するためにミュージックビデオを利用するわけだが、俳優よりも自分たちが前面に出て出演するケースが増えた。また徐々にミュージックビデオを通じた広報とマーケティング効果が弱まり、有名俳優が出演する事例も減ってきている。
だからこそファン・ジョンミンやユ・アインが出演したミュージックビデオは、新鮮で印象深く感じられる。
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