大韓社会福祉会(会長キム・ソクヒョン)は2月4日、元新体操韓国代表のソン・ヨンジェ(26)を広報大使に委嘱したことを発表した。
1954年に設立された大韓社会福祉会は、乳幼児保護施設や発達障害児ケア・治療施設、片親家族施設、家庭委託支援センター、学校外青少年ケア施設など、全国19の施設で1000人以上の子供を保護している児童福祉専門社会福祉法人である。
ソン・ヨンジェは「幼い頃から多くの方の応援をいただいたおかげで、長い間良い成績を挙げることができた」とし、「虐待被害などにさらされやすい疎外された子どもたちが安全でしっかり保護されるよう、広報大使としての役割を果たしていきたい」と述べた。
また、「傷ついた子どもたちを慰め、彼らの夢を応援するため多様な活動をする計画だ」と明らかにした。
元ジャーナリストのキム・ソクヒョン会長は、「国民に希望と感動を与えたソン・ヨンジェ広報大使の温かい心が、疎外された子どもたちに大きな慰めと力になる」と述べた。
◇ソン・ヨンジェ プロフィール
1994年5月28日生まれ。韓国・ソウル出身。身長165cm。元新体操選手で、2012年ロンドン五輪個人総合5位、2014年仁川アジア大会金メダル、2015年光州ユニバーシアード夏季大会金メダル、2016年リオ五輪個人総合4位という結果を残した。2017年2月18日に引退を発表し、2019年3月から新体操教室LEAP STUDIOをオープン。現在は指導者として活動している。
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