歌手兼女優として活躍中のAOAソリョンが、韓国肝臓がん学会の広報大使を引き受けることになった事情を明らかにした。
ソリョンは去る1月31日、韓国肝臓がん学会の広報大使委嘱式に参加。2021年1月から2年間、韓国肝臓がん学会広報大使として肝臓がんに対する国民の意識向上のために様々な活動を行う予定だ。
ソリョンは韓国肝臓がん学会が指定した“肝臓がんの日”でもある2月2日、SNSに自分の思いを投稿した。
彼女は「何年か前、幼い頃から私を育ててくれた祖母が肝臓がんの判定を受けました。初めてその知らせを聞いたときは、驚いて当惑しました。症状がまったくなかったからです」と、肝臓がん患者の家族として感じた思いを打ち明けた。
続いて「幸いなことに早期の発見で、きちんと治療を受け、今では5年目の完治状態です。それで肝臓がんに関心を持っていたら、祖母を治療してくれた医師の先生が肝臓がん学会の広報大使を提案してくださった。肝臓がんに対する正しい情報をより多くの方々に広く知らせることができる機会になると思い、今回、肝臓がん学会広報大使になりました」と述べた。
ソリョンは「肝臓がんは早期発見できれば完治が可能ですが、初期症状がなく、発見するのが大変です。だから肝臓がんは早期診断が重要です。みんなが定期的に検査を受け、賢くがん予防することを願います」と伝えた。
ソリョンと肝臓がんの専門家たちは、正確な肝臓がんの情報と予防法、肝臓がんと関連した知識を共有するYouTube動画を2月中に公開する予定だ。
◇ソリョン プロフィール
1995年1月3日生まれ。韓国・プチョン市出身。2010年に参加した学生服のモデル選抜大会をきっかけに、FNCエンターテインメントにスカウトされた。2年間のトレーニングを経て2012年にガールズグループAOAのメンバーとしてデビュー。2015年に通信会社SKテレコムのイメージモデルを抜擢され、167cmの長身と抜群のスタイルを生かした宣伝用の等身大パネルで大ブレイクを果たす。デビュー早々女優業を並行し、ドラマ『いとしのソヨン』、映画『江南ブルース』『殺人者の記憶法』『安市城グレート・バトル』などに出演。2019年には時代劇ドラマ『私の国』で主演を務めた。
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