K-POPガールズグループGFRIENDのソウォンが、ナチスを連想させるマネキンとのツーショットで物議をかもした件について謝罪した。
ソウォンの所属事務所SOURCE MUSICは2月1日、公式立場文を通じて「GFRIENDのカムバックショービハインド映像、及びメンバーのソウォンが公開した写真によって物議をかもした点について深く謝罪する」と伝えた。
これに先立つ昨年11月、GFRIENDはカムバックショーを収録したのだが、放送局が外注制作業者から借りたというあるカフェのマネキンが問題となった。
当該のマネキンは軍服を着用しており、ソウォンはマネキンの頬に手を置いたり抱き着いたりと、“恋人風のツーショット”を撮影していた。一見なんら問題のないような可愛らしい写真だが、去る1月に彼女のインスタグラムを通じてこれが公開されると海外のネットユーザーから非難が殺到。軍服がナチスを連想させるものであったことが明らかになり、ソウォンに対する謝罪の要求が相次いだ。
SOURCE MUSICは今回の件について「ビハインド映像の撮影当時、現場チェックの過程で当該のマネキンの服装に問題があることを担当部署が認知していなかった。ビハインド映像の公開(12月12日)と写真のアップロード(1月31日)の過程でも内部検収と議論を経たが、問題となる部分をすべて認知できずに今回のような事態に至った」としている。
ソウォン本人も責任を感じ、心を痛めているということだ。非難が相次いだとたん写真を削除した件については、「非難によって写真の内容の意味を理解し、驚いて直ちに削除した」と釈明している。
SOURCE MUSICによる公式立場全文は、以下のとおり。
◇
こんにちは。SOURCE MUSICです。
当社の所属アーティストであるGFRIENDのカムバックショービハインド映像、及びメンバーのソウォンが公開した写真で物議をかもした件について深くお詫び申し上げます。
昨年11月にカムバックショーの映像撮影のため、放送局の外注制作会社から坡州(パジュ)に位置するカフェをレンタルし、弊社スタッフは撮影現場でのビハインドショットやアーティストのSNSに使用するための写真を数枚撮影しました。
撮影当日の現場チェックで、当該のマネキンの服装に問題があるということを担当部署は認知していませんでした。その後、ビハインド映像の公開(12月12日)と写真のアップロード(1月31日)の過程でも内部検収と議論を行いましたが、問題になる部分をすべて認知できないまま今回の事態に至りました。
撮影現場に不適切な小物があることを事前に確認できずコンテンツを撮影し、アップロードるす過程で徹底的に検収できず、歴史的事実と社会問題に対して細心の注意を払うことができなかった点、申し訳ございません。この映像と写真でご迷惑をおかけした方々に、頭を下げてお詫び申し上げます。
映像内の問題になる部分については、現在修正が完了しております。アーティスト本人も写真の内容の意味を認知し、とても驚き、即時に写真を削除しました。この写真を掲載したことに対する深い責任を感じ、心を痛めています。
私たちが制作・共有するコンテンツが多くの方々に影響を及ぼすという点を深く刻み、社会的な事案について今後さらに細心の注意を払っていきたいと思います。
当該の映像と写真によって傷ついてしまった方々に、今一度深くお詫び申し上げます。
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