APANミュージックアワードを主催する韓国芸能マネジメント協会が1月28日、怒りの公式立場を発表した。
【写真】「2020年を輝かせた歌手」はBTSとイム・ヨンウン
事の発端は、去る1月24日。その日、「2020 APANミュージックアワード」が行われ、BTSが大賞を獲得した。また“APAN TOP10”が発表され、BTS、TWICE、カン・ダニエル、IZ*ONE、MONSTA X、GOT7、THE BOYZ、NCT127、SEVENTEEN、そしてトロット歌手のイム・ヨンウンが選定された。
ただ“APAN TOP10”に選ばれたアーティストを紹介する映像で、イム・ヨンウンだけが映像が報じられなかった。それに対してファンは抗議し、真相解明を求めた。
イム・ヨンウンの所属事務所NEW ERA PROJECTは、所属事務所がイム・ヨンウンの資料を主催者側に提供しなかったという疑惑について、公式ファンカフェを通じて「事実ではない」と伝え、APANミュージックアワードを企画・制作した責任者たちと自社業務担当者にも確認したと主張した。
つまり落ち度があるのは、APANミュージックアワードを主催した韓国芸能マネジメント協会だということだ。
しかし韓国芸能マネジメント協会は1月28日、公式ホームページに長文を掲載し、「NEW ERA側の誤解や不信を醸成する行為によって、授賞式の趣旨が棄損されることを黙って見過ごせない」と反論した。
同協会は授賞式に必要なイム・ヨンウンの資料の使用許可をもらおうとしたが、NEW ERA側から第三者がすべての資料とコンテンツに対する権限を保有していると伝えられたと説明。そして「肖像権と映像コンテンツについて所属事務所ではなく、第3者から許可をもらうようにと回答されたことに当惑した」と伝えた。
さらに「NEW ERA側は受賞インタビューなど制作陣が要請した資料についても、ずっと会議中なので待ってくれと答えるだけだった」と明かした。
つまりNEW ERA側の不誠実な態度によって、イム・ヨンウンの映像だけが抜けたまま放送されることになったというわけだ。
さらに「NEW ERA側はイム・ヨンウンのファンによる解明要求の責任を逃れるために、APAN主催側に謝罪文を掲載してくれと強要してきた事実がある」と明かし、「NEW ERA側の道義を無視した不正行為を本協会は正しく伝えるために、NEW ERA側の公式な謝罪がなかった場合、関連したすべての資料を公開する予定」と強硬に批判した。
両者の言い分が180度異なるだけに、どちらかが嘘をついていることになる。
いずれにしても今回の騒動が、昨年サバイバル番組『明日はミスター・トロット』(原題)で優勝してブレイクしたイム・ヨンウンの人気に悪影響を与えないか心配だ。
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