Netflixの新作映画『スペース・スウィーパーズ』のチョ・ソンヒ監督と俳優ソン・ジュンギが、作品への関心を高めている。
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『スペース・スウィーパーズ』は、2092年を舞台に宇宙のゴミ掃除船「勝利号」の船員たちが大量破壊兵器として知られる人間型ロボット「ドロシー」を発見し、危険な取引に飛び込む物語。
映画『私のオオカミ少年』『探偵ホン・ギルドン 消えた村』などのチョ・ソンヒ監督による韓国映画初の宇宙SFブロックバスター映画だ。
チョ・ソンヒ監督とは『私のオオカミ少年』以来8年ぶりにタッグを組んだソン・ジュンギはもちろん、今回で新しく「チョ・ソンヒ号」に乗り込んだ俳優と制作陣が、彼のユニークな想像力と世界観に無限の信頼を寄せている。
『スペース・スウィーパーズ』は、『私のオオカミ少年』を撮影した時からチョ・ソンヒ監督が構想中のアイテムだったという。ソン・ジュンギは「撮影当時、監督から『スペース・スウィーパーズ』のあらすじを聞いて監督ならではの温かくて韓国的な物語だと思った。韓国映画界で最もユニークな監督だと思う」と、『スペース・スウィーパーズ』の第一印象を振り返る。
また、「シナリオを見る前から出演を決めたほど、本当に監督を信じた。何があっても出演したかった。他の誰かにテホ(役名)を任せるわけにはいかないと思った」と、監督への信頼を示している。
女優キム・テリも「チョ・ソンヒ監督は、恥ずかしがり屋で慎重でありながらも、仕事においてはとても情熱的。前作を観ながら、話したいことがあり、それを表現する自己流のスタイルがあるというのを強く感じた」と、監督について語った。
チョ・ソンヒ監督の並ならぬ想像力と情熱は、『スペース・スウィーパーズ』に参加したすべての俳優とスタッフに深い感銘を与えた。
俳優チン・ソンギュは「監督には正確な絵図がある。簡潔でわかりやすくディレクティングしてくださった」と感嘆。VFX総括のチョン・ソンジン氏は「アートワークがとても優れた方。シナリオの段階から全体的なデザインもある程度の枠組みを作ってらっしゃった」と明かしている。
明確なコンセプトを持って世界観を映しだし、みんなを驚かせたチョ・ソンヒ監督。これまでにない斬新なストーリーと世界観、大きなスケールのプロジェクトを率いた彼の確固たるビジョンが盛り込まれた『スペース・スウィーパーズ』に、注目が集まる。2月5日からNetfllixで独占配信予定。
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