1年間K-POP界を盛り上げたスターたちの祭典「第30回ソウルミュージックアワード」(SEOUL MUSIC AWARD/ソウル歌謡大賞)のモバイル投票が終了し、ファンの愛情が反映された「人気賞」と「韓流特別賞」の受賞者が、それぞれイム・ヨンウン、BTS(防弾少年団)に決まった。
1月31日に開催される「第30回ソウルミュージックアワード」は、1990年に設立された伝統と権威を誇る授賞式。これまでK-POPの発展と踏み台の役割をしてきた、韓国最高の音楽祭りだ。
同授賞式の特徴の一つは、人気賞と韓流特別賞がファンによるモバイル投票だけで選ばれること。だからこそ、毎回競争が最も激しい部門は“国内投票”で行われる「人気賞」と、“海外投票”で行われる「韓流特別賞」だ。
今年は1月24日に投票が締め切られ、「人気賞」は348万9763票(50.67%)という圧倒的な支持を得たイム・ヨンウンが1位になった。オーディション番組『ミスター・トロット』(TV朝鮮)に出演して最終優勝者となった彼は、今やトロット界を代表する歌手である。10代から老年層まで幅広い世代で人気を誇り、数多くのテレビ番組で活躍中だ。
100%海外ファンの投票で決まる「韓流特別賞」は、激しい競争の中で136万50票(37.26%)を得たBTSに決まった。
K-POPの限界を乗り越え、新たな挑戦を続けているBTSは、2020年2月、4枚目のフルアルバム『MAP OF THE SOUL: 7」で米ビルボードの「ビルボード200」で4度目の1位を獲得。8月には『Dynamite』で韓国アーティスト初の「ホット100」1位を記録した。また、11月にリリースしたアルバム『BE (Deluxe Edition)』のリード曲『Life Goes On』は、韓国語曲でありながらビルボード史上初の「ホット100」1位になった。
1月31日に開催される「第30回ソウルミュージックアワード」は、韓国KBSdrama、KBSjoy、KBSw、LGUプラスのモバイルアプリで視聴可能となる。海外では「ニコニコ生放送」にて視聴できる。
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