元iKONのB.Iが、韓国のヒップホップグループEPIK HIGHとのコラボレーションについて慎重な立場を伝えた。
B.Iは、1月18日にリリースされたEPIK HIGHの10thフルアルバム『Epik High Is Here 上』の収録曲、『受賞の感想』にフィーチャリング参戦した。
『受賞の感想』は、皆の心の中に共存する光と闇を現した、日記帳の1ページのような楽曲。EPIK HIGHとB.Iの音楽的感性が絶妙に調和したという。
iKONとして活動した当時から『LOVE SCENARIO』『MY TYPE』など数々のヒット曲を生み出したB.Iは、今回フィーチャリングだけでなく作詞・作曲もEPIK HIGHと共にした。優れた才能を立証してきただけに、久々に披露する“B.I印”の音楽には多くの関心が集まっている。
一方で、B.I本人は今回のコラボレーションに対して慎重な態度を示している。2019年にB.Iの過去の麻薬使用疑惑が浮上し、グループ脱退を余儀なくされたからだ。
「僕のせいでEPIK HIGHの先輩方にご迷惑をかけるのではないかと思って、はじめにコラボレーションの提案をされたときは簡単に決められなかった」と切り出したB.Iは、「先輩からのアドバイスや励ましに勇気づけられ、熟考の末この楽曲の制作に参戦した」とコラボレーションの背景を振り返っている。
B.Iはさらに「昔からファンだったEPIK HIGHさんとのコラボレーションは、僕にとって夢のようなこと。こんなに良い楽曲の制作に関わる機会をくださった先輩方にもう一度感謝を伝えたい」と、EPIK HIGHへの感謝や感慨深さも伝えた。
昨年下半期に、グローバル総合エンターテインメント社IOKカンパニーの社内理事となったB.I。現在は韓国で積極的な寄付・ボランティア活動を行っている。
◇B.I プロフィール
1996年10月22日生まれ。本名キム・ハンビン。2011年、15歳の頃にYGエンターテインメントに入社し、3つのオーディションプログラムで高い実力を披露した。その後、2015年にiKONとして正式にデビューしリーダーとなる。プロデュース力の高さに定評があり、iKONのヒット曲のほとんどは彼が制作を手掛けている。2019年に過去の麻薬使用疑惑が取り上げられ、事実関係の確認が曖昧なまま脱退を余儀なくされた。脱退発表当時には「麻薬に頼りそうになったが、それも恐ろしくてできなかった」と使用を否定する旨の立場を明らかにしている。
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