女優ソン・ヘギョやチョン・ジヒョンのドラマ復帰迫る…“脱ロマンス”が期待集めるワケ

2021年01月18日 話題 #韓流ドラマ
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美人女優たちのドラマ復帰が迫っている。『太陽の末裔』ソン・ヘギョ、『星から来たあなた』チョン・ジヒョン、『女王の教室』コ・ヒョンジョン、『マザー~無償の愛~』イ・ボヨンがその主人公だ。

【写真】「20代にしか見えない」女優ソン・ヘギョ、奇跡の美貌

4人はいずれも1990年代から様々な作品を通じて人気を博してきただけに、彼女たちのキャスティングに関するニュースだけでも注目を集める。

何よりも、これまで見せてきたジャンルから抜け出し、新しい演技を予告しており、彼女たちの新鮮な魅力を感じることができるのではないかとの期待が高まっている。少なくない空白期を経て戻ってくるだけに、なおさらだ。

復讐劇に裏切り…ロマンスから一新

上段左からソン・ヘギョ、チョン・ジヒョン、下段左からイ・ボヨン、コ・ヒョンジョン

まずソン・ヘギョは、2019年1月に韓国で放映終了した『ボーイフレンド』以来となるドラマ出演が確定した。

次期作はキム・ウンスク作家の『ザ・グローリー(The Glory)』(原題)で、学校暴力にまつわるすさまじい復讐劇だ。建築家を夢見た高校時代、残忍な学校暴力で退学に追い込まれたソン・ヘギョは、加害者の子供の小学校担任となり、加害者や傍観者に復讐を行う。

『太陽の末裔』のキム・ウンスク作家とソン・ヘギョの再会という点で、キャスティングニュースは、多くの話題を集めた。特に2人の専売特許であるロマンスではなく、復讐劇という点も関心を集めている。『太陽の末裔』でシンドローム的な人気を生んだ2人の5年ぶりの再会が、どんな相乗効果を発揮するか期待を集めている。

ソン・ヘギョ

チョン・ジヒョンも4年間の空白を破って、ドラマに帰ってくる。

2016年の『青い海の伝説』後、長い空白期を持ったチョン・ジヒョンは、2020年にNetflix『キングダム』シーズン2のエンディングを華やかに飾り、カムバックの期待感を高めた。チョン・ジヒョンの次期作『智異山』(原題)は、『キングダム』シリーズや『シグナル』などを執筆したキム・ウニ作家と、『ミスター・サンシャイン』『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『太陽の末裔』などを演出したイ・ウンボクPDが意気投合した作品だ。

『智異山』は、広大な智異山の秘境を背景に、山に登る人々の物語を描くミステリードラマ。空と近い智異山を舞台に、山中を歩き回って遭難者を救う国立公園レンジャーが主なテーマだ。チョン・ジヒョンは劇中、智異山国立公園の最高のレンジャーであるソ・イガン役を演じ、俳優チュ・ジフンと呼吸を合わせる。

チョン・ジヒョン

コ・ヒョンジョンは、JTBCの新ドラマ『君に似た人』(原題)を通じてドラマ復帰する。

『君に似た人』は、自分の欲望に忠実だった一人の女性と、その女性との出会いで人生の光を失った別の女性の話を盛り込んだ作品だ。コ・ヒョンジョンは、自分の欲望に忠実な画家、エッセイ作家を演じる。制作陣は、制作段階から主人公としてコ・ヒョンジョンを考えていたという。

『町の弁護士 チョ・ドゥルホ-罪と罰-』以来、2年余りぶりのドラマ出演であり、痴情と裏切り、堕落と復讐などがもつれた人々の感情線をコ・ヒョンジョンの演技で描いていく予定だ。

コ・ヒョンジョン

どっしりとした存在感と演技力を持つイ・ボヨンも、次期作を確定した。

次期作はtvNの新しいドラマ『Mine』(原題)で、世間の偏見から脱して本当の自分を探していく強靭な女性の話を描いた作品だ。『品位のある彼女』『力の強い女ト・ボンスン』などで知られるペク・ミギョン作家と、『恋するアプリ Love Alarm』『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』のイ・ナジョン監督による作品で、女優キム・ソヒョンとの共演が強烈なシナジーを予感させる。

イ・ボヨンが引き受けたソ・ヒス役は、最高の地位に立った元トップ女優で、財閥家次男の嫁だ。いつも堂々とした行動とカリスマ性のある人物で、謎の事件を中心に財閥家女性の変化を描く。

イ・ボヨン

久しぶりにドラマ復帰を果たす4人の女優たちは、ラブラインよりも、主人公の変化や裏切り、復讐、嫉妬などをテーマにした作品を選択し、これまでのイメージを一新することを予告した。

とあるドラマPDは「これまで以上に多様なジャンルのドラマが生まれているなか、トップ女優たちの演技の変身が目立つ」とし、「彼女たちはたしかな演技力とスター性を土台に、視聴率から話題性まで独占している」と述べた。

最近、女性の痴情と欲望を扱った『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』『ペントハウス』などが熱い関心を受けている。時代の流れに沿って、主体的な女性キャラクターを求める視聴者が多いなか、“元祖ヒットクイーン”と呼べる前出4人の強烈なイメージ変身が期待を高める。

あるテレビ関係者は「女性の社会的地位が高くなっただけに、ドラマのキャラクターも変化している。特にソン・ヘギョからコ・ヒョンジョンまで、デビュー20年を超えるキャリアを持つ女優たちは、どんな役割でも消化する能力に優れた女優だ。高まった女優の地位と、今後登場する新しい女性キャラクターに対する期待が集中している」と述べた。

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