韓国芸能界に再び看過できないスキャンダルが浮上した。
まだ正確な事件内容などについては明らかになっていないが、再び性関連の問題ということで、関係者のため息は深くなっている。
1月11日、京畿抱川(ポチョン)警察署によると、俳優Aが昨年12月23日夜、抱川市にある自分の別荘で、知り合いの女性を突然抱きしめ、ズボンを脱ぐなどのセクハラをしたという告訴状がソウル市内の警察署に提出された。
事件発生地である抱川警察署に事件を渡した警察は、現場調査を終え、被疑者に出席を通知した状態だ。俳優Aと女性は数年前から互いを知っていた仲だったとされる。
今回の事件が知られる過程で、俳優Aが2020年に放送されたドラマ『グッド・キャスティング』(原題)と、2017年に公開された映画『大将キム・チャンス』(原題)に出演した俳優との報道が出た。
「セクハラ俳優が出演したドラマ」という理由から、『グッド・キャスティング』は一時、主要ポータルサイトのリアルタイム検索ワードで1位に上がった。
まだ俳優Aは警察の調査を受けておらず、告訴状だけが受理された状況だが、Aの名前が一部で公開されと、彼はSNSを非公開に切り替えたりした。
また1月12日、『スポーツ京郷』は関係者の言葉を引用し、事件当時、連絡を受けて現場に訪れた女性の知人が「今何をしているのか」と聞くと、俳優Aは「強姦している」と答えたと報じた。特にその関係者は「女性の知人はAが“強姦という言葉をはっきり口にした”と話した」と強調した。
韓国芸能界の関係者は、「まだ事件の調査が進んでいないなかでの早急な判断は誤解を生む可能性がある。もちろん、強制わいせつが申告されたことはたしかだが、正確によく調べなければならない」としつつも、「今回のことで再び芸能界に悪い視線が集中しており、残念だ」と苦々しさを隠せなかった。
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