『ペントハウス』出演女優チン・ジヒ「家族にもネタバレ禁止。シーズン2は…」【インタビュー】

2021年01月11日 話題
このエントリーをはてなブックマークに追加

高視聴率で話題を独占したドラマ『ペントハウス』で、女優チン・ジヒが視聴者の目に留まった。

【写真】『ペントハウス』で“コスパ最高”とされた美人若手女優

MBCのシチュエーション・コメディ『明日に向かってハイキック』で、わがままな小学生チョン・ヘリ役を演じていたチン・ジヒは、いつのまにか23歳の成人になった。

チン・ジヒは『ペントハウス』で唯我独尊、傍若無人のユ・ジェニに扮した。両親からの愛情をたっぷり受けた一人娘だが、人との接し方には未熟なところがあった。それでも最終回で試練を迎えたロナ(演者キム・ヒョンス)に、「ご飯は食べていけ」とサンドイッチを渡し、シーズン2で繰り広げられるであろう2人の協力、さらにユ・ジェニの成長の可能性を見せた。

「家族にもネタバレ禁止だった」

劇中のユ・ジェニは、憎たらしいが憎めないキャラクターだ。

チン・ジヒは「初めてユン・ジェニに会ったとき、ヘラパレスの子供のように悪事をするが、それがなぜ間違っているのかさえ知らない子だと思った。実際に、私は友人を絶対いじめたりしない。ジェニと自分では異なる点が多かったようだ」と言いながらも、「両親にたくさんの愛情を受けて育ったことは、一致する部分が多い」と述べた。

(写真提供=C-JeS エンターテインメント)チン・ジヒ

それでもチン・ジヒは、愛する家族にも『ペントハウス』の今後の展開を秘密にしていた。

彼女は「本当に多くの方々から“次はどうなるの?”、“本当の真犯人は?”と聞かれた」とし、「あるときは薬局の薬剤師さんが聞いてきたりした。家族も、私が演じるジェニよりも今後の話に関心が高かった。こんなに毎回、関心を受けた作品は初めてだ。それでも絶対にネタバレ禁止だったので、話したりはしなかった」と振り返った。

続いて「だからシーズン2についても詳しく話すことはできない。さらに成熟し、成長するジェニを出会うことができるはず。シーズン2はさらに見どころも多くなるので、期待してほしい」と自信を見せた。

韓国で瞬間最高視聴率30%の大ヒット

『ペントハウス』は韓国で放送中(2020年10月26日~2021年1月5日)、高視聴率を記録し、最終回は瞬間最高視聴率30%(ニールセンコリア、全国基準)を突破するなど、圧倒的な話題を呼んだ。

チン・ジヒは「見どころが多いところが、このドラマの最高の強み。小物や衣装も実際にあるように表現されており、そんなところも視聴者の方々から信頼を集めたようだ」とし、「何よりもキム・スンオク作家が考える余地を与えない。ドラマのスピードが非常に速く、内容もスペクタクルでおもしろかったため、視聴者の方々が最近のような雰囲気のなかで、ドラマでストレスを発散したのではないかと思う」と分析した。

(写真提供=C-JeS エンターテインメント)

『ペントハウス』は子役の俳優だったチン・ジヒが、大人の女優に転換する重要な契機となった。

彼女は「20歳になって悩みも多かった。お見せしたい姿も多かったが、披露する機会を作ることも簡単ではなかった。進路を変えなければならない瞬間もあった」とし、「それでも自分が一番情熱的で、おもしろいと思えるものは演技ということがわかった。2020年は『モダンガール』(原題)から『ペントハウス』まで、忙しく過ごした。まったく違う2つのキャラクターを演じながらも楽しかったし、“私はやっぱり演技じゃないと駄目なんだ”と思った。自分に対する気付きのうえで、大きかったようだ。今後に期待しながら生きている」と、大人な意見を述べた。

ひたすら可愛かった子役が、23歳のチン・ジヒになるまで。少なくない歳月が流れた。

(写真提供=C-JeS エンターテインメント)

チン・ジヒは「うまく育ったと言ってくれて、いつも感謝している。その言葉に負けないように、もっと良い姿を見せしなければと思っている。今回の作品をしながらも、多くのことを学んだ。良い刺激になったチョンア芸術高校の同年代の俳優たち、いつもお手本になってくれたシン・ウンギョン先輩をはじめ、機会があれば、キム・ソヨン先輩のチョン・ソジンのような魅力的な悪役もやってみたい」と話した。

最後に「今後、もっと挑戦する俳優、情熱を持ってすべてを一生懸命に行い、共感してもらえる俳優になりたい」と付け加えた。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

PHOTO写真

TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集