初回放送を2月に控えた新ドラマ『月が浮かぶ川』(原題)の本読みの様子が公開された。
同作は、高句麗(こうくり)の太王を夢見て温達(オンダル)の気持ちを利用した平岡(ピョンガン)姫と、平岡のために自分を犠牲にした温達の切ないラブストーリー。2021年の上半期を彩る、熱くて煌びやかな物語となる見込みだ。
先日公開された本読みの現場には、ユン・サンホ監督をはじめ、キム・ソヒョン、ジス、イ・ジフン、キム・ボプレ、ワン・ピンナ、イ・へヨン、ハン・ジェヨンら出演陣が集合。“名作時代劇”を作るために情熱を燃やした。
まず、平岡姫であり殺し屋ヨム・ガジン役を務めるキム・ソヒョンは、同一人物だが全く違う身分と性格の2つのキャラを見事に演じ、感嘆を誘った。冷徹で残忍な殺し屋のヨム・ガジンと、聡明な姫・平岡を自由自在に演じるキム・ソヒョンの演技が、期待を集めた。
ジスは、将軍の気質を生まれ持つも、世の中のすべてを愛する“非暴力主義者”温達を熱演。何よりも注目を集めたのはキム・ソヒョンとのコンビネーションだった。
2人の俳優は、初めての出会いから少しずつ変わっていく平岡と温達の姿を、息ぴったりに表現し、歴史に刻まれた青春男女の愛を現場に呼び戻した。
本読みだけで胸をときめかせる2人のカップル演技が、実際にはどのように具現されるのか、期待を膨らませている。
『月が浮かぶ川』制作陣は、「実際の撮影現場のように、熱気に満ちた本読みだった。俳優たちのセリフを聞くだけでも1500年前の高句麗がリアルに描かれるほど。演技への情熱で一丸となった俳優陣がどんなシナジー効果を生み出すか、本番をぜひ期待してほしい」と伝えた。
『月が浮かぶ川』は、『暗行御史:朝鮮秘密捜査団』(原題)の放送終了後、2021年3月に同枠で放送予定。
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