女優キム・ヒョンスがSBSドラマ『ペントハウス』で、視聴者の心にくさびを打ち込んだ。
1月5日に視聴率28.8%で幕を閉じた『ペントハウス』シーズン1は、刺激の強いストーリーと5G級の光速展開、俳優たちの華麗な演技が見事にマッチして視聴者を魅了した。
劇中でキム・ヒョンスが演じたペ・ロナは、“不遇の人生を送ってきた無資格の不動産コンサルタント”オ・ユンヒ(演者ユジン)の娘であり、声楽への人並みならぬ情熱や才能を持っている人物だ。今回の役は彼女がこれまで演じた作品のなかでも、最も強烈な役割を担った。
ペ・ロナは家が貧しく決して裕福ではないが、自分の才能と情熱、度胸を武器に母親の反対を押し切り、最高の声楽家になるという夢を追う、不屈の精神を持ったキャラクターだった。
持ち前の負けん気で、自分を苦しめるヘラパレスの子どもたちに対抗し「ミン・ソラちゃん(演者チョ・スミン)のように、バカな死に方はしない」と全面戦争を宣言。
キム・ヒョンスは、雑草のようなたくましい生命力と、やられたらやり返す精神を持ったペ・ロナ役を通じて、優しく早熟だった子役のイメージから脱皮し、新たな姿を見せてくれた。
これに加えてラブロマンスシーンも演じ、これまで彼女が演じてきたキャラクターのなかで最も多様な感情と、幅広い演技を披露して好評を得た。
キム・ヒョンスは本作で、一段階成長した自分の実力を知らしめただけでなく、大衆への認知度を格段にアップさせることとなった。
シーズン1の最後にペ・ロナは、これからの人生を歩むうえで大きな十字架を背負わされることとなる。
若干17歳のペ・ロナの生い立ちを見て、視聴者は憐れみを感じずにはいられないと同時に、シーズン2で彼女の行方について疑問を隠せずにいる。
キム・ヒョンスも「シーズン2、3で新たな姿を見せる」と決意し、『ペントハウス』シーズン2、3でのペ・ロナに期待と関心が集中している。
続きが気になる『ペントハウス』シーズン2は、1月29日から韓国で放送開始だ。そして日本では2月にKNTVを通じて、シーズン1の放送が決定している。
前へ
次へ