12月10日、韓国JTBCの新ドラマ『HUSH』(原題)の制作発表会がライブ配信され、主演俳優ファン・ジョンミン、少女時代ユナ(本名イム・ユナ)、チェ・ギュシク監督が出席した。
8年ぶりのドラマ復帰となるファン・ジョンミンは、「まだ(ドラマで復帰することの)実感がない」と言う。同作を選んだ理由については「1話から6話までの台本をいただいて一気に読み上げた。すごく面白かった。現実的で、私がこの話をした時に視聴者が一緒に笑って泣けると思い、『やりたい』とお話しした」と述べ、「ひとつ心配なのは、テレビに映る自分の肌があまり良くなくて…」と、冗談混じりに話した。
今回、ファン・ジョンミンと共演する少女時代ユナは、「ファン・ジョンミン先輩がいるので、出演しない理由はなかった」とし、「ドラマ撮影のために、こんなショートカットを初めてやってみた。今まで見せたことのない新しい姿をお見せできると思う。本当に面白いので、たくさんが方が共感するはずだ」と述べた。
ファン・ジョンミンは劇中で演じるハン・ジュンヒョク役について「弱い人物だが弱気にならないように努力する人。私も人間ファン・ジョンミンの時は弱いけど、俳優ファン・ジョンミンとしては弱くないように努力する。そのように頑張る姿が魅力な人物だ」と話した。
ユナも、イ・ジス役について「言うべきことはハッキリ言うところが魅力だ。(私は)ジスのようにストレートではないが、仕事をしながら選択の機会があれば意見を確実に出そうとするほうだ。そういう部分がジスと似ている」と語った。
初共演となる2人は、実際に共演した感想も明かした。
ファン・ジョンミンは「ノワールジャンルが多すぎたので、女優との共演は久しぶりだ。最初は少女時代のユナを思い浮かべたが、一緒に撮影してみたらすごく包容力があった。演技をする時、目がきらきら輝いていた」とユナを絶賛。
ユナも「とても可愛がってくださるし、配慮してくださって気持ちよく撮影を始めた。カリスマ溢れる演技をたくさんされていたため、そんなイメージだったが、まったくそんな感じではなく、気楽なお兄さんのように接してくださった」と打ち明けた。
また、記者を演じることについては「第3者の目で、一歩退いて記事を書くのは本当に難しいと思った」とファン・ジョンミン。
ユナは「いつもインタビューを受ける立場で、インタビューをお願いする立場ではなかったが、もう少し(記者を)理解できる部分が多くなった。質問を準備する過程やインタビューが終わった後の様子、インタビューを通じて記事が作成され、世の中に出る過程においてもう少し考えさせられた」と明かした。
最後に、チェ・ギュシク監督はドラマ『HUSH』についてこう述べた。
「記者の話だからといって重い題材を描くのではなく、記者が職業である人々の平凡でささやかな話を描く。すべての視聴者や社会人たちが共感でき、考える部分があるはずだ。温かくて面白いドラマにしたい」
『HUSH』は、新聞社「毎日韓国」で働く記者たちの生存や良心、その境界線のジレンマといった人間味あふれるリアリティを描く。韓国JTBCにて12月11日23時から放送スタート。
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