韓国で今年の「大韓民国コンテンツ大賞」の受賞作・受賞者が発表され、ウェブ漫画『神之塔』がマンガ部門の大統領賞に輝いた。
そして文化体育観光部長官賞には『女神降臨』と『街談巷説』(原題)、韓国コンテンツ振興院賞には『ザ・ボクサー』が選ばれた。
これら4作は韓国の「NAVER WEBTOON」にて連載中。日本では『神之塔』『女神降臨』『ザ・ボクサー』の3作がLINEマンガにて連載されている。
大統領賞を受賞した『神之塔』は、2010年から連載されている冒険ファンタジー作品で、全世界累計観覧数が45億回を突破。2020年春にはTVアニメシリーズ『神之塔 -Tower of God-』としてアニメ化され、日本でも放送された。
文化体育観光部長官賞の『女神降臨』は、アメリカ、日本、タイ、フランスなどで人気を集めているヒット作。累計観覧数が40億回を超えており、12月9日からは同名の実写ドラマが韓国で放送される予定だ。
『ザ・ボクサー』は、才能を持つ天才ボクサーの話を描く。ボクシングという魅力的な題材と、特有の繊細な作画、演出で人気を集めている。
NAVER WEBTOONのキム・ヨジョン韓国リーダーは、「NAVER WEBTOONの連作作品が、今年も大きな賞を通じて完成度と大衆性を認められて嬉しい」とし、「これからも新人作家を積極的に発掘・育成するのはもちろん、創作環境に最善を尽くし、良い作品を読者に提供するよう努力する」と述べた。
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