本日12月2日、フジテレビ系列の音楽番組『FNS歌謡祭』に、NiziUともに出演する韓国の新人ボーイズグループ「ENHYPEN」(エンハイフン)。K-POPファンの間では“BTSの後輩”として話題を集めているが、日本の音楽ファンの間ではではまだまだ知らない人も多いはずだ。
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ENHYPENはMnetのグローバルアイドルプロジェクト『I-LAND』で最終選抜された7人(JUNGWON、HEESEUNG、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、NI-KI)で構成されたグループだ。
11月30日のデビューとともに発売されたデビューミニアルバム『BORDER:DAY ONE』は、去る12月1日のCDアルバム販売集計サイトによると、合計22万9991枚の販売量を記録し、アルバム部門のデイリーランキングでトップに立ったという。
また、公式YouTubeに公開されたリード曲『Given-Taken』のミュージックビデオは、11月30日の公開から、わずか3時間後には再生回数100万回を突破。そして公開から1日足らずで再生回数1000万回の大台も軽々と突き抜けた。
それだけにとどまらず、12月2日午前7時の時点で、iTunesトップアルバムチャートでは、日本を含めた2カ国で1位を獲得。そのほかにも計33の国と地域でTOP5にランクインした。
『Given-Taken』は、17の国と地域のiTunesのトップソングチャートで最高順位5位を記録。特にアメリカでは、タイトル曲をはじめとする収録曲6曲すべてが、米iTunesトップソングチャートにランクインしており、話題となった。
グループの平均年齢が17歳という若さのENHYPENだが、そのなかでも最年少の15歳というひと際目立つメンバーがいる。彼の名はNI-KI。本名は西村力、日本人だ。
幼少期から卓越したダンススキルでキッズダンサーとして頭角をあらわしていた彼は、当時からイベントや有名テレビ番組にも出演していたという。過去にはボーイズグループの先輩であるSHINeeのライブにもキッズダンサーとして出演した経験も持っている。
『Given-Taken』のミュージックビデオでのダンスも、年上メンバーに負けず劣らず高いダンススキルを見せており、ファンの注目を集めた。
12月2日のFNS歌謡祭出演をきっかけに、日本での露出の先陣を担う可能性も高く、デビュー直後の今から目が離せない存在だ。
ENHYPENの所属レーベルは、今やアジアの枠をはるかに飛び越えて、アメリカのビルボードチャート常連にもなったBTS(防弾少年団)が所属している、Big Hitエンターテインメントだ。
“新人ENHYPEN”は世界的スターBTSの“直系の後輩”という側面も持ちわせている。
ENHYPEN誕生の瞬間となったオーディション番組『I-LAND』の最終回にはBTSも出演。新たな後輩の誕生をともに祝うシーンや、「“防弾少年団”に比べて“ENHYPEN”というグループ名はカッコいい」と話す、和やかなシーンも見られた。
BTSはまだまだ若いENHYPENにあらゆるアドバイスを送っているようだ。
ENHYPENがこれから偉大な先輩であるBTSのように世界規模のアーティストとして羽ばたけるのか。未来のニュースターの誕生に、世界中から関心が寄せられている。
◇ENHYPEN(エンハイフン) プロフィール
2020年11月30日にデビュー。韓国のグローバルオーディション番組『I-LAND』で、世界中のファンによる投票で選ばれたボーイズグループ。メンバーには日本人のNI-KI、オーストラリア出身のJAKE、アメリカ出身のJAYを含む、JUNGWON、HEESEUNG、SUNGHOON、SUNOOの7人が所属。BTS(防弾少年団)や、TOMORROW X TOGETHER(トゥモローバイトゥゲザー)が所属するBig Hitエンターテインメント傘下の、BELIFT LABに所属。
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