死亡説が浮上した韓国女優が立場を表明…芸能界の特大スキャンダルとの関連は?

2020年11月27日 話題
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チャン・グンソクの主演映画『きみはペット』などに出演した女優ユン・ジオが“死亡説”に巻き込まれた後、初めて自らの立場を表明した。

【注目】“チャン・ジャヨン事件”とユン・ジオの関係とは?

11月27日未明、ユン・ジオはインスタグラムにハッキングされて発生した死亡説に関するニュースをキャプチャして投稿した。彼女は「カナダ現地で申告措置をしており、終われば状況を正確に整理して申し上げる」と伝えた。

続いて「家族はもちろん、大切な知人と多くの方々にご心配をおかけして誠に申し訳ないし、最後まで公益情報提供者と偏見に対抗する方々、応援してくださるすべての方々に深く感謝の意を表する」とし、名誉毀損の処罰を意味する情報通信網法第70条を付け加えた。

死亡説はデマだったが…

去る11月24日、ユン・ジオのインスタグラムには「ジオの家族です。私たちのジオがどうか安らかに休めるようお願いします。とても優しくてきれいな子です。最後に準備した公論化と私的用途使用のない口座を全額公開。故人のための映像は後日、整理が終わればお願いした通りに掲示し、ここは思い出を保管する場所とする」などと、彼女の死を暗示させるような文章が投稿され、大きな波紋を呼んだ。

しかし、これはインスタをハッキングされて投稿された嘘であることが明らかになり、事件は一段落した。

ユン・ジオ

先立ってユン・ジオは、自らを“チャン・ジャヨン事件”の唯一の証人と主張して、書籍まで発表して大きな注目を集めた。

“チャン・ジャヨン事件”とは、女優チャン・ジャヨンが2009年3月、起業家や大手新聞社関係者、芸能事務所関係者らに性的暴行を受けたと暴露してこの世を去った事件のこと。当時、韓国芸能界を揺るがす特大スキャンダルとなったが、調査もまともにされず、真相が明らかになることはなかった。

しかし詐欺疑惑などが浮上し、現在はカナダに在住している。韓国法務部はカナダに出国したユン・ジオを指名手配したが、検察は彼女の海外出国を理由に起訴中止処分とした。

2019年5月20日、韓国法務部傘下の検察過去事委員会は、チャン・ジャヨンを苦しめた人物の名前が書かれたとされる、いわゆる“チャン・ジャヨンリスト”の存在について、真相究明は不可能であり、性犯罪疑惑の再捜査が難しいという最終審議結果を発表したことがある。

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