人気ボーイズグループBTS(防弾少年団)がK-POPの歴史を新たに書き直している。
BTSは11月23日(日本時間)、ロサンゼルスのマイクロソフトシアターで開かれたアメリカン・ミュージック・アワード(2020 American Music Awards)でポップロック(Pop/Rock)ジャンルのフェイバリットデュオグループ(Favorite Duo or Group)とフェイバリットソーシャルアーティスト(Favorite Social Artist)を受賞した。
【関連】BTSは人間性までトップクラス…記者懇談会直後の動画ワンシーンが話題
2018年のアメリカン・ミュージック・アワードでFavorite Social Artistに選ばれ、同賞を初めて賞を受賞したBTSは、昨年はFavorite Social Artist、Favorite Duo or Group、Tour of the Yearまで、ノミネートされたすべての部門でトロフィーを受賞し、韓国人アーティストとしては初めて2年連続受賞という新記録を樹立した。
今年も両部門で2冠王を達成したBTSは、3年連続受賞という新たな記録も立てることになった。
BTSは映像を通じて「このように不確実さに満ちたこの時期であっても、持続的な支援と愛をくださって感謝する」とし、「僕たちは音楽を通じて世界に慰労をもたらすグループとして残りたい。どんなことがあっても人生は続くというメッセージを、新しいアルバムとともに伝えたかった。もう一度、この大切な賞をいただき感謝する。ARMY、愛している」と受賞の感想を伝えた。
BTSはこの日の授賞式で新曲『Life Goes On』のステージを初めて公開し、全世界の耳目を集めた。
何よりも授賞式の華ともいえるフィナーレの舞台に上がり、改めてグローバルな人気を立証した。BTSは『Life Goes On』に続いて、アメリカ・ビルボードの「HOT100」チャートで1位になった『Dynamite』も披露して授賞式の最後を飾った。
アメリカン・ミュージック・アワードは1974年に始まったアメリカでも権威あるポピュラー音楽の授賞式で、グラミー賞、ビルボード・ミュージック・アワードと並ぶアメリカ3大音楽授賞式に挙げられている。
BTSはビルボード・ミュージック・アワードで4年連続トップ・ソーシャル・アーティストに選ばれ、アメリカン・ミュージック・アワードでも3年連続受賞の栄光を手にした。
しかしグラミー賞にはまだ、候補者としても名を連ねたことがなく、必然的に今月11月25日に公開されるノミネート・リストに関心が集まっている。
前へ
次へ