俳優イ・ビョンホン&チョン・ユミ、男女主演賞受賞。「第40回韓国映画評論家協会賞」その他の受賞作は?

2020年11月12日 映画 #韓国映画
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「第40回韓国映画評論家協会賞」(以下、映評賞)の授賞式で俳優のイ・ビョンホンとチョン・ユミがそれぞれ男女主演賞を受賞。作品賞では『KCIA 南山の部長たち』(原題、ウ・ミンホ監督)が受賞した。

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作品賞を受賞したウ・ミンホ監督は「評論家から良い話を聞いたことはあまり無いが、お褒めいただき嬉しい。欲しかった賞だった。『KCIA 南山の部長たち』は本当に俳優たちが輝いた映画だ。イ・ビョンホンをはじめ、イ・ソンミンや、すべての俳優に感謝している」と述べた。

制作会社のキム・ウォングク代表は「映評賞の作品賞と私は縁が無いものと思っていたのに、このように受賞できて光栄だ」と話している。

さらに、この日の授賞式で映画『ユンヒヘ』は監督賞と脚本賞、音楽賞の3部門受賞の栄誉に輝いた。

イム・デヒョンは「未熟な私を支えてくださったスタッフ、キム・ヒエさん本当にありがとうございます。キム・ヒエさんはこの映画で弱い者の声を代弁して下さった。おかげで世の中がさらに良くなった。キム・ソへ、ソン・ユビン、その他の俳優全員に感謝する」と述べた。

『KCIA 南山の部長たち』『82年生まれ、キム・ジヨン』でそれぞれ男優主演賞と女優主演賞を受賞したイ・ビョンホンとチョン・ユミも受賞の感想を述べている。

特に映評賞で3度目の男優主演賞を受賞したイ・ビョンホンは「こんなに長い褒め言葉を聞くのは3度目だ(笑)専門家の方々が協力してくれたので受賞できて光栄だ」と語った。

これと共に新型コロナの現状に触れながら「大勢の人がいる観客席を見たのが、はるか昔のようだ。次回の映画では何の心配もなく以前のように笑いながら劇場で会うことができればと思う」と特別な受賞の感想を述べた。

チョン・ユミも「私もこんなに長い褒め言葉を聞けて感謝している。話すことを準備してきたのに思い出せない。『82年生まれ、キム・ジヨン』に出会えて幸せだった。キム・ドヨン監督やスタッフ、俳優の皆さん、何よりもキム・ミギョン先生とこの栄光をわかち合いたい」と話している。

◇「第40回韓国映画評論家協会賞」の全受賞結果は下記の通り。

▲最優秀作品賞:『KCIA 南山の部長たち』(株)Hive Media Corp、Gemstone Pictures製作

▲功労映画人賞:キム・ジョンウォン映画評論家

▲監督賞:イム・デヒョン『ユンヒヘ』

▲女優主演賞:チョン・ユミ『82年生まれ、キム・ジヨン』

▲男優主演賞:イ・ビョンホン『KCIA 南山の部長たち』

▲女優助演賞:キム・ミギョン『82年生まれ、キム・ジヨン』

▲男優助演賞:パク・ジョンミン『ただ悪から救いたまえ』

▲新人監督賞:ユン・ダンビ『ハラボジの家』

▲新人女優賞:カン・マルグム『チャンシルさんには福が多いね』

▲新人男優賞:クァク・ミンギュ『移葬』

▲技術賞:(特殊効果)『新 感染半島 ファイナル・ステージ』

▲脚本賞:イム・デヒョン『ユンヒヘ』

▲国際映画批評家連盟 韓国本部賞:ホン・サンス『逃げた女』

▲撮影賞:イ・ヒョンドク『新 感染半島 ファイナル・ステージ』

▲音楽賞:キム・へウォン『ユンヒヘ』

▲独立映画支援賞:ハン・ガラム監督、キム・ミレ監督

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