ドラマ『スタートアップ:夢の扉』でナム・ドサン役を演じる俳優ナム・ジュヒョクが、熱演を繰り広げている。
先週放送された第7、8話では、強い人の前では堂々とした態度を、助けが必要な人には優しさを発揮する姿で視線を釘付けにした。
特に、ソ・ダルミ(演者ペ・スジ)の祖母ウォンドク(演者キム・ヘスク)のために視覚障がい者向けアプリ「ヌンキル」のアイデアを出し、昼夜を問わず開発に熱中する様子は熱い感動を与えた。
これまで多様な作品でそれぞれのキャラクターが持つユ性格と特徴を、自分ならではのカラーで演じてきたナム・ジュヒョク。同作では、左脳が発達した“理系男子”で、新しい姿を披露している。
巧みなコーディングの実力と専門用語の使用はもちろん、内向的な性格の中に隠された芯の強さまで。新しいキャラクターになり切るための情熱が込められたナム・ジュヒョクの演技は、リアリティを感じさせる。
理系キャラクターの役作りについて、ナム・ジュヒョクはこう語った。
「機械に興味があるほうなので、子どもの頃からパソコンの部品を交換したり組み立てたりするのが好きだった。今回も役作りのためにパソコンをもう一度組み立ててみた。クランクイン前から台本をたくさん読んだ。ドサンが成長する過程で、彼が乗り越えるべきことや感情に対して監督とたくさん話した。その部分を意識しながら少しずつ積み上げている」
ナム・ジュヒョクは、セリフのほかにも視線、ジェスチャーなど多様な方法で感情を表現し、共感を呼んでいる。彼は「人と目を合わせられなかったドサンが、だんだん目を合わせるようになる。そして手を触るなど、ドサンの行動を追っていくと、身振りでもいろんな表現をしているんだと感じてもらえるはずだ」と、コメントした。
ナム・ドサンに完璧に扮するナム・ジュヒョクの努力が、キャラクターの感情に説得力を加え、物語を鮮やかに彩っている。
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