『サイコだけど』の俳優キム・スヒョン、次期作はNetflixか…グローバルスターへの飛躍狙う

2020年11月10日 話題
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俳優キム・スヒョンが次期作として、Netflixオリジナルドラマを検討している。Netflixを通じてグローバルスターへと飛躍するか、関心が高まっている。

【写真】「大丈夫?」キム・スヒョンが“お茶目すぎる”と話題

キム・スヒョンはtvNのドラマ『サイコだけど大丈夫』の次期作として、Netflixオリジナルドラマ『ブラッディ・フィンガー』(原題)への出演を検討している。キム・スヒョンの所属事務所側は、「キム・スヒョンが『フィンガー』出演の提案を受けた。まだ検討中だ」と、慎重な立場を明らかにした。

去る2019年7月に除隊したキム・スヒョンは、『サイコだけど大丈夫』で5年ぶりにドラマに復帰した。入隊前、映画『リアル』で見せた不安定な姿とは違い、成功したカムバックだった。

『サイコ』では、7歳年上の兄を背負いながら、淡々とした日々を過ごしている精神病棟保護士ムン・ガンテを演じ、話題性と視聴率の両方を牽引した。『サイコ』は韓国放送当時、コンテンツ影響力評価指数(CPI、CJ E&Mとニールセンコリアが共同開発)ドラマ部門で4週連続1位を占め、視聴率7.3%(ニールセンコリア、全国有料世帯基準)で有終の美を飾った。

(写真提供=tvN)『サイコだけど大丈夫』

Netflixを通じて世界へ

キム・スヒョンが出演を検討している『フィンガー』は、グローバルソーシャルメディア時代に合わせたアプリケーションをテーマにした追跡スリラー。出演が決まれば、キム・スヒョンは欠点のない建築インテリアデザイナーだが、内面に欠乏した人格を持つソシオパス殺人魔の主人公を演じる。1人2役のような配役を消化する予定だ。

2012年の『太陽を抱いた月』でスターダムに上がったキム・スヒョンは、2013年の『星から来たあなた』で韓国を越え、アジアで愛される韓流スターの一員となった。以降、映画『10人の泥棒たち』で“1000万俳優”(観客動員数1000万人超えの作品に出演した俳優)のタイトルを得た彼は、映画『シークレット・ミッション』でヒット作の請負人であることを立証した。

キム・スヒョン

今回のNetflix作品でもキム・スヒョンの興行力を見せるのか、またアジアを越えて欧州やアメリカで活躍できるグローバルスターに生まれ変わるか、注目が集まっている。

とある企画会社関係者は「Netflix作品を撮影すると、海外活動するときに利点がある。アジア圏や海外でも名前が広がるし、国別に順位を付けて統計をとることも容易だ。また10代、20代の若い視聴層が中心であるため、地上波よりもジャンルの制限がないのも長所といえる。ただし俳優たちはNetflixだからと好むのではなく、さまざま視点から自分に合った作品を選択するだろう」と分析した。

◇キム・スヒョン プロフィール

1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇っている。俳優になったきっかけは、内向的な性格を心配した母親が演劇を勧めたこと。

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