『愛の不時着』『サイコでも大丈夫』の制作会社、営業利益46.8%増…次の作品は?

2020年11月05日 話題
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『愛の不時着』や『サイコでも大丈夫』といった人気韓国ドラマを制作したスタジオドラゴンが11月5日、2020年第3四半期の営業利益が160億ウォン(約16億円)と暫定集計されたと発表した。

【注目】韓国ドラマ界の巨龍「スタジオドラゴン」とは

160億ウォンは、前年同期比46.8%増の数字だ。スタジオドラゴンは第3四半期に『サイコだけど大丈夫』『悪の華』(原題)、『青春の記録』『ミッシング:彼らがいた』(原題)など、さまざまなプラットフォームに多彩なコンテンツを送り出し、国内外の多くの視聴者から支持を受けた。

加えて「制作費の効率化作業を通じて収益性改善の効果が出ており、収益性改善に青信号が灯った」(スタジオドラゴン)と明かした。今回の営業利益は、市場展望値102億ウォン(約10億2000万円)を57.3%も上回る数字だ。

またスタジオドラゴンの保有クリエイター数は230人で、前年同期比45人増加した。

(画像提供=tvN)『サイコだけど大丈夫』

一方、売り上げは1063億ウォン(約106億3000万円)で、前年同期比19%減少。『アスダル年代記』『ホテルデルーナ』といった、前年同期に存在した大型IPの不在が原因と見られる。また新型コロナの影響で、前年同期よりも作品数が4作品減った影響もあるだろう。

成長著しいスタジオドラゴンは来る第4四半期、『驚異的な噂』(OCN)、『女神降臨』(tvN)、『スウィートホーム』(Netflixオリジナル)などを発表する予定だ。

スタジオドラゴンのカン・チョルグ代表は「第4四半期も多様なジャンルとボリュームアップされたコンテンツをお見せする計画で、それらを通じて安定した成長を図る予定だ」とし、「同時にライブラリの販売を継続し、制作費のプロセス管理を通じて基本的な体質向上に注力する」と目標を伝えた。

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