「第2のBTSはありえない」Big Hitのユン・ソクジュンCEO、米大学のオンライン授業に参加

2020年11月04日 話題 #BTS
このエントリーをはてなブックマークに追加

BTSが所属するBig Hitエンターテインメント(以下、Big Hit)のグローバルCEO、ユン・ソクジュンが、BTSに強い自信を示した。

ユン・ソクジュンCEOは11月2日、アメリカのハーバード大学ビジネススクールのオンライン講義「エンターテインメント、メディアとスポーツビジネス」に特別講師として参加。2回にわたって160人ほどの学生と話し合った。

【写真】BTSのV、まっすぐな眼差しでファンの心を射止める

この講義は、メディア、スポーツ、エンターテインメント産業研究に権威のあるアニータ・エルバース教授が行う授業だ。アニータ・エルバース教授は去る6月にBig HitとBTSの成功要因を分析した報告書「Big HitとブロックバスターバンドBTS:全世界にK-POP」を発表し、これを授業の教材として活用している。

そんなアニータ教授の提案を引き受けて参加したユン・ソクジュンCEOは、Big HitとBTSに対する学生たちの真面目な関心と深度深い分析に感謝を示し、Big Hitを引っ張ってきた経験と専門性をもとにBig Hitの成功要因とビジネス戦略などを説明した。

ユン・ソクジュンCEOは「BTSの信頼性とアイデンティティはコピーできないため、第2のBTSは有り得ない。Big Hitは今の時代に必要なコミュニケーションの方法を研究することに集中している」と発言。

(写真=Big Hitエンターテインメント)BTS

また、「ファンコミュニティ・プラットフォーム『Weverse』を作ってアーティストとファンが身近なコミュニケーションが取れる方法を提示したように、10年後を見据えて我々だけが提供できるコンテンツとサービスを引き続き披露する計画だ」と明かした。

ユン・ソクジュンCEOはここ10年間、Big HitとBTSの成長に力を注いだ人物だ。オリジナルコンテンツのブランディングや、IP(知的財産権)を活用したアーティストの間接参加型事業の拡大、「Weverse」の構築などを主導してきた。

最近は、アメリカの文化雑誌『ローリング・ストーン』の「Future 25」の1人に選定された。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

PHOTO写真

TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集