韓国の女性芸人パク・ジソンさんが突然この世を去り、衝撃を与えている。
デビュー当時から大きな人気を博し、最近までテレビ番組をはじめとしたさまざまなシーンで活躍していただけに、彼女の訃報はファンにとって一層悲しいものだった。
韓国警察が11月2日に発表した内容によると、パク・ジソンさんは同日午後、ソウル麻浦(マポ)区の自宅で母親と共に死亡した状態で発見された。警察は現在事故経緯について調査中だが、パク・ジソンさんが極端な選択をしたと推定している。
高麗大学校教育学科出身のパク・ジソンさんは、2007年にKBS第22期コメディアンとしてデビュー。KBS第2チャンネルのバラエティ番組『ギャグコンサート』『3人3色』(ともに原題)を通じて早くも人気を集め、同年のKBS芸能大賞で新人賞を受賞した。
2011年には人気シットコムシリーズ『ハイキック3 -短足の逆襲-』にも出演し、個性あふれる演技を披露している。翌2012年にはラジオDJとしても活躍し、SBS芸能大賞ラブFM部門ラジオDJ賞を受賞した。
MCとしての手腕も確かなものだった。ドラマの制作発表会や各種記者会見だけでなく、東方神起やEXO、NCTなど、有名グループのファンミーティングやショーケースでも、メンバーらを引き立てるウィットに富んだ話術を発揮して人気を集めた。
去る10月13日にはK-POPボーイズグループVERIVERY(ベリベリ)のショーケースステージにも登場。その翌日にはNCTの単独プログラム『NCT WORLD2.0』の製作発表会でもMCを務めていた。
日本でも熱狂的な人気を誇るK-POPグループとの共演が目立っていただけに、パク・ジソンさんの訃報には韓国に留まらない多くのファンが悲しみを伝えている。
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