IZ*ONEなどを生んだ韓国『PRODUCE』シリーズのPDに、検察が懲役3年を求刑

2020年10月25日 話題
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韓国Mnetの人気オーディション番組『PRODUCE』シリーズの順位を不正操作した容疑を受け、一審で懲役2年を宣告されたアン・ジュンヨンPDに対して、検察が控訴審でも懲役3年を求刑した。

【写真】「奇跡の16歳」IZ*ONEのチャン・ウォニョン

検察は10月23日、ソウル高裁・刑事1部(チョン・ジュンヨン、ソン・ヨンスン、カン・サンウク部長判事)の審理で開かれたアンPDなどの控訴審公判で、「原審で求刑した量刑を宣告し、被告人たちの控訴をすべて棄却してほしい」と要請した。

続いて「被告人たちが視聴者を騙し、番組に出演した練習生に喪失感を与えたことで、公平性に対する期待感にかなりの悪影響を及ぼした」と主張した。

「番組の完成度と興行のためだった」

アンPD側の弁護人は、最終弁論で「口が10個あっても話すことがない」としながらも、「個人的な利益を得ようとする目的ではなく、番組の完成度と興行、専門家としての自負心などが作用していたものと見られる」と善処を訴えた。

また「今後、もし再び同じ業種に従事することができれば、練習生たちの被害を少しでも回復することができる方法を模索する」と付け加えた。

アンPDは「一日に何度も過ちについて後悔している」とし、「社会に戻ることができれば忠実で正しい道だけを歩く」と語った。

アンPDとキム・ヨンボムCP(総括プロデューサー)などは、『PRODUCE』シーズン1~4の生放送コンテストで、視聴者たちによる有料文字投票の結果を特定の候補者に有利になるよう操作した疑いを受けている。

アンPDは2018年から複数回にわたり、芸能事務所から数千万ウォン(数百万円)に上る遊興施設での接待を受けた容疑(背任收財)も受けている。

一審では、アンPDに懲役2年と追徴金3700万ウォン(約370万円)が、キムCPに懲役1年8カ月が言い渡された。

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