韓国KBS2の新ドラマ『暗行御史』(原題)の初本読みの様子が公開された。
朝鮮時代を舞台とする同作は、不正腐敗を清算し、民の悔しさを解決する国王直属の秘密捜査官・暗行御史(アメンオサ)と、御史団員らによるコミカル・ミステリー捜査ドラマだ。
『カンテク~運命の愛~』『不滅の恋人』など、時代劇に精通するキム・ジョンミン監督が久しぶりにKBSで制作する作品として期待を集めている。
先日行われた初本読みにはキム・ジョンミン監督と共同脚本のパク・ソンフン、カン・ミンソンのほか、キム・ミョンス(INFINITEのエル)、クォン・ナラ、イ・イギョン、イ・テファン、アン・ネサンら主演キャストが集合。
キム監督はまず、「撮影の最初から最後まで無事に、健康に終えることを願いながら最善を尽くして作品を作る」と意気込み、俳優とスタッフへの配慮も示した。
主人公ソン・イギョムに扮するキム・ミョンスは、目標も野望もなく今日だけを生きる弘文館(ホンムングァン/研究機関)の副修撰(プスチャン/役職名)から、新人暗行御史に変身する過程を魅力的に演じ、視線を集めた。
そしてクォン・ナラは、美貌と気迫を兼ね備えた遊女であると同時に茶母(女性の官婢。朝鮮時代末期には女性犯罪の捜査も担当した)であるホン・ダインのカリスマをアピールし、現場を盛り上げたという。
キャラクターになり切ったキム・ミョンス、クォン・ナラの息ぴったりな様子が、これまでにないコミカル・ミステリー捜査ドラマの誕生を予感させた。
新ドラマ『暗行御史』は、今年12月に放送予定。
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