『キム秘書』、韓国放送当時の評判は?「パク・ソジュンの選択が正しかった」ワケ

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Netflix(ネットフリックス)の配信開始と同時に、大反響を呼んでいるドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』。Netflixの人気ランキングでも上位の常連となっている。

【写真】『キム秘書』の「濃厚キスシーン」が再注目!

『キム秘書はいったい、なぜ?』は、韓国では2018年に放送された作品だ。第1話が放送されたのは2018年6月6日。視聴率調査会社ニールセンコリアによると、第1話の視聴率は全国基準5.8%(有料プラットフォーム)で、初回から上々のスタートを切っている。

それだけに当時の韓国メディアは放送開始直後から、「俳優パク・ソジュンの選択は今回も正しかった」と分析していた。2015年の『彼女はキレイだった』、2017年の『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』に続き、3作連続ヒットは間違いなしだったからだ。

(画像=tvN)『キム秘書はいったい、なぜ?』

副会長のスーツはすべて自作

そもそも『キム秘書』は、財力、能力、顔のすべてを兼ね備えた“ナルシスト副会長”のイ・ヨンジュン(演者パク・ソジュン)と、彼に9年間付き添い、完璧に補佐してきた“レジェンド秘書”キム・ミソ(演者パク・ミニョン)のロマンスだ。

特にパク・ソジュンは、イ・ヨンジュンに扮して完璧なナルシストに変身。ビジュアルはもちろん、自己陶酔したセリフを図々しくも魅力的に消化し、“ラブコメ職人”の名にふさわしい演技を披露した。

パク・ソジュンが個性的な役柄と見事なシンクロを実現できたのは、さまざまな準備をしてきたからに他ならない。とあるテレビ関係者が明かす。

「原作ウェブ漫画のある作品であり、イ・ヨンジュンは漫画の登場人物であるため、パク・ソジュンはどうすれば自然に表現できるか、魅力をアピールすることができるかと悩んでいた。視線、ジェスチャー、話し方など演技的な部分を考えながら、副会長らしいスタイリングにも気を使った。すべて自作したスーツで、イ・ヨンジュンだけのスーツスタイルを完成させた」

パク・ソジュンの“人生キャラクター”に

それほど思い入れが強かったためか、放送直後から『キム秘書』のイ・ヨンジュン役をパク・ソジュンの“人生キャラクター”(その俳優がこれまで演じた最高のキャラクター)と評価する声も少なくなかった。

前出の関係者は「3回目のラブコメだが、これまで見せてくれたキャラクターとはまた違った魅力がある役柄だった。物語が進むごとに今後を示すことが多いキャラクターだったので、現場でも制作陣と相談しながら、いろいろな側面を表現しようとしていた」と伝えた。

他でもなく『キム秘書』の制作陣も、「イ・ヨンジュン役はパク・ソジュン以外考えられないほど、最適なキャスティングだったと思う。複数の作品で素晴らしい姿を見せていたので、演技力については疑いがなかった」と話していた。

入念な準備で難しい役どころを完璧に演じたパク・ソジュン。『キム秘書』の副会長は、間違いなく彼の“人生キャラクター”の1人だろう。

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