俳優イ・ドンウクの主演ドラマ『九尾狐伝』が、いよいよ韓国で放送される。
10月7日、tvN新ドラマ『九尾狐伝』のオンライン制作発表会が行われた。『九尾狐伝』は、都市に紛れる九尾狐と彼を追うプロデューサーが織りなすファンタジーアクション・ロマンスだ。
従来の九尾狐は主に女性が演じていたが、『九尾狐伝』では、俳優イ・ドンウクとキム・ボムがキャスティングされたことで話題になった。カン・シンヒョ監督は「従来とは違う九尾狐のストーリーを作りたくて男性を起用した」と話している。
さらに、「韓国ドラマはファンタジーでもあり、アクション、ロマンス、コメディでもある。ファンタジーで重要なことは視聴者の期待を維持させ続けることだと思う」と述べた。
続けて、「男の九尾狐を誰にするか考えたとき、最初の企画の時点でイ・ドンウクがぴったりだと思ったし、実際会ってもそう感じた。チョ・ボア、キム・ボムも同じ」とキャスティングに満足している。九尾狐を演じるイ・ドンウクと、キム・ボムの意気込みも格別だ。以前、ドラマ『トッケビ~君がくれた愛おしい日々~』(以下、トッケビ)で死神役を演じ、人気を博したイ・ドンウク。彼は今回の役どころについてこう語っている。
「『トッケビ』の死神とはまた違う姿を見せなければならず、プレッシャーがあった。九尾の狐がよく似合っていると言っていただいて有り難い。今は大きな責任感を感じている」
4年ぶりにドラマで復帰するキム・ボムも、九尾と人間のハーフの敵役に扮する。彼は「ドラマが久しぶりなので嬉しさが大きい。上手く演じたい。九尾狐の動きも勉強した」とし、熱意を示した。
チョ・ボアも新しい挑戦に乗り出す。初めてアクション演技をした彼女は「私のアクションシーンは後半に少しだけ出てくる。アクション歴は短いが、面白かった。ドンウクさんが色々教えてくれたので気楽に演じることが出来た」と満足気に語っている。
さらに「ドンウクさんとのコンビネーションも良かった。経歴だけ見ると先生と言ってもいいくらいの方。本当に色々なことを教えてくださり、現場の雰囲気も良くして下さった」と心温まるエピソードを話した。
最後にカン・シンヒョ監督は「準備に2年近くかかった作品だ。ロマンスだけでなく、ブロマンス(男性同士の親密な関係)も期待して良い。俳優たちのアクションはもちろん、CGなど、スタッフも頑張っている」と自信を示している。
ドラマ『九尾狐伝』は、韓国tvNにて10月7日よる10時30分から放送開始予定。前へ
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