『キム秘書はいったい、なぜ?』が日本でも大反響! 「パク・ソジュンならではの見どころ」とは

このエントリーをはてなブックマークに追加

韓国で大ヒットしたラブコメドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』が、日本の視聴者の心も掴んだ。Netflix上では配信初日の10月1日から大きな反響を呼び、わずか3日で総合ランキング1位を記録。現在もトップをキープし続けている。

【関連】傑作ラブコメ『キム秘書』を徹底解説!

このドラマを語るうえで欠かせないのが、主人公のイ・ヨンジュンを演じたパク・ソジュンの存在だろう。

イ・ヨンジュンは、完璧主義者のナルシスト副会長。ルックスはもちろん、いくつもの外国語をネイティブのように話し、各種データは細かいところまで徹底的に記憶するなど、仕事に関しても非の打ちどころがない人物だ。

そんなイ・ヨンジュンだが、9年もの間、傍で秘書を務めたキム・ミソ(演者パク・ミニョン)が急に辞めると言い出すと、動揺のあまり次々とボロを出しはじめる。

パク・ソジュンはイ・ヨンジュンのこのような“落差”を見事に表現し、多くの視聴者をときめかせた。『キム秘書はいったい、なぜ?』の大ヒットには、パク・ソジュンの演技力が必要不可欠だったといっても過言ではないだろう。

(写真提供=tvN)

「ラブコメ職人」の名に恥じない驚異のシンクロ率

日本では『梨泰院クラス』の印象が強いかもしれないが、そもそもパク・ソジュンは韓国で「ラブコメ職人」と呼ばれるほどラブロマンスのジャンルで存在感を発揮していた。

2015年に放送されたドラマ『彼女はキレイだった』ではクールな副編集長に、2017年に放送されたドラマ『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』では青春を絵に描いたような格闘技選手に扮し、視聴者はその多彩な表現力に感嘆の声を惜しまなかった。

なんでもパク・ソジュンは、演じるキャラクターごとに仕草や口調、表情など、細かいディテールの部分まで徹底的に研究して演技に臨むという。

それだけに、完成したキャラクターは毎回驚異のシンクロ率を誇り、作品のリアリティを一層確かなものにしている。

『キム秘書はいったい、なぜ?』で見せたイ・ヨンジュンのキャラクターも例外ではなく、パク・ソジュンが劇中で見せる近寄りがたいカリスマ性や、可愛らしさを感じさせる仕草など、魅力的な一面を次々と披露して視聴者の胸をときめかせた。

端正な顔立ちと185cmの長身を兼ねそなえたパク・ソジュンだが、優れたビジュアルに尽きない“説得力のある演技”こそ、彼の強みなのだ。

実際に『キム秘書はいったい、なぜ?』の後に出演した映画『ディヴァイン・フューリー/使者』やドラマ『梨泰院クラス』では、“エリート副会長”とはまったく異なる役柄を見事に演じ、前作の面影を感じさせない新たな魅力を引き出している。とくに『梨泰院クラス』のパク・セロイ役で見せた「理不尽に立ち向かう熱血青年」の姿は、圧巻だった。

パク・ソジュンは現在、新作映画『ドリーム』(仮題)を撮影中だ。選手生命最大の危機に置かれたサッカー選手を演じるというが、ファンの期待を遥かに上回る演技を見せてくれることは間違いなさそうだ。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

PHOTO写真

TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集