俳優チョン・イルの復帰作が放送間近! 除隊後初のドラマは時代劇

2019年01月17日 テレビ #韓流ドラマ #兵役
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俳優チョン・イルが『ヘチ』(原題、SBS)で2年ぶりにドラマ復帰する。

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来る2月11日に初放送を控えた『ヘチ』は、王になってはならない“問題の皇太子”(チョン・イル)が描く友情と愛の物語。

ドラマ『イ・サン』(MBC)や『トンイ』(MBC)などで韓国時代劇の興行伝説を作り上げたキム・イヨン脚本家が手掛ける2019年の野心作として放送前から注目を浴びており、2008年に韓国で放送されたフュージョン時代劇ドラマ『イルジメ〔一枝梅〕』(SBS)や、ミステリースリラードラマ『アチアラの秘密』(SBS)などが大きな反響を呼んだイ・ヨンソク監督が演出を手掛けることも大きな話題だ。

チョン・イル演じる“延礽君イ・グム”は、ムスリ(宮廷で雑用を担当する下女)から産まれた“半賤半貴”(身分の低い者の血を半分受け継いだ)王子だ。

劇中では、その血縁から生まれつきのカリスマ性と明晰な頭脳、冷徹な判断力まで完璧に備えながら、誰からも歓迎されない人物として描かれる。

(写真提供=SBS)

1月16日には“延礽君(ヨニングン)イ・グム”に扮したチョン・イルの初撮影カットが公開され、期待感を高めた。

公開されたスチール写真には、眼差しだけで“問題の皇太子”特有の威厳と重厚なオーラを見事に表現したチョン・イルの姿が写る。威風堂々とした佇まいとは裏腹に、どこか寂しそうな表情はムスリから生まれた自身の境遇に対する苦悩を感じさせた。

特に、暗い森の中で思いにふけるような深刻な顔つきは、見る者に作品への期待と疑問を抱かせる。固く結んだ唇と、手に握られた一枚の手紙。何かを決心したような目つきは、まさに手に汗握る緊張感をもたらしている。

チョン・イルは撮影初日からイ・グムのキャラクターに完全に没入し、その目ひとつで熱演を繰り広げた。

“半賤半貴”の身である自身の胸中に隠していた熱望を深い眼差しに込めたその演技力は、大きな感嘆を誘ったという。

延礽君(ヨニングン)は、李氏朝鮮時代の21代国王の青年時代だ。

チョン・イルが同作で“これまでドラマ作品でまともに扱われたことのない歴史上の人物を演じる”という点も、注目を浴びる理由の一つだ。

これまでドラマ『太陽を抱く月』(MBC)や『夜警日誌』(MBC)など、数々の時代劇作品で特別な存在感を示してきたチョン・イルが“時代劇興行不敗神話”を持つ脚本家、キム・イヨンとどのような相乗効果を発揮するかにも、期待が集まっている。

チョン・イルは『ヘチ』の撮影に関して「兵役を終えて、2年ぶりに良い作品で復帰することができて、わくわくしているし嬉しい気持ちだ」と切り出した。

さらに「長い旅から戻ってきたような感覚だった。俳優として本業に戻ってきただけに、渾身の力を振り絞って撮影に臨む」と続け、除隊初の復帰作に対する熱意をあらわにした。

新ドラマ『ヘチ』は、2月11日夜10時から放送開始予定。

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