“演技ドル”たちが次々と新ドラマ主演へ。勝つのは誰?

2019年01月16日 話題 #韓流ドラマ
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昨年、ドラマ初主演でお茶の間を沸かしたK-POPグループEXOのディオに続き、今年も多くの“演技ドル(演技もできるアイドル)”たちがドラマの主演を務める。

(関連記事:EXOディオ、主演映画の公開を前に撮影を振り返る「坊主頭に抵抗はなかった」

スタートを切るのは、新ドラマ『国民のみなさん』(原題、KBS2)で主演を務めるSUPER JUNIORチェ・シウォンだ。

同作は警察と結婚したベテラン詐欺師が国会議員に立候補してからの出来事をコミカルに描く。チェ・シウォンは詐欺師ヤン・ジョングクに扮し、今までとは一味違う姿を披露する。

SUPER JUNIORのチェ・シウォン

昨年に『ただ愛する仲』(JTBC)や『油っぽいメロ』(SBS)に出演した2PMイ・ジュノも、tvNの新ドラマ『自白』で主演することが決まった。

同作は『Mother』韓国リメイク版などで映像美や演出力を認められたキム・チョルギュ監督の新作で、事件に対する判決が確定すれば裁判を請求することができない刑事原則「一事不再理」に隠された真実に迫る。

(写真=JYPエンターテインメント)イ・ジュノ

5月には、歌手イ・スンギとINFINITE・エル(本名キム・ミョンス)が、それぞれ『バガボンド』(SBS)と『たったひとつの恋』(KBS2)で視聴率競争を繰り広げる。

『たったひとつの恋』は“ラブコメ”、『バガボンド』は“スパイアクション”と知られているだけに、異なる姿を披露する二人の対決に関心が集まる。

イ・スンギ
(写真提供=Woollimエンターテインメント)INFINITEのエル

今年の上半期に“演技ドル”たちのドラマが相次ぐ理由は、歌手と演技を兼業することが当たり前となった雰囲気の中、多様なチャンネルとプラットフォームを通じてコンテンツが溢れかえっている状況と相まっている。

ドラマの作品数が多くなっただけに主演俳優の需要も増えてきたが、主演が務まる俳優の数は限られているため、スター性を持つ“演技ドル”に関心とチャンスが向くようになったのだ。

一方で、演技に挑戦する以上、ただ人気だけで勝負をかけることは難しい。今はある程度の演技力を備えた“マルチエンターテイナー”が求められる時代だ。それだけファンや視聴者の見る目も高くなっている。

ある関係者は、「最近の演技ドルは、過去と違う。長い期間、音楽と一緒に演技のレッスンを受けており、さまざまな経験を通して成長している。歌唱力の高さに加え、演技も上手いアイドルの姿は、昨年EXOディオが示してくれた」と説明した。

今春、ドラマファンを虜にするのははたして誰か、早くも注目が集まる。

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