俳優ハ・ジョンウやチュ・ジンモなど、韓国芸能人8人の携帯電話をハッキングし、脅迫した容疑で裁判を受けていた姉妹夫婦が一審で実刑を宣告された。
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9月24日、ソウル中央地方裁判所・刑事19単独(キム・ソンフン部長判事)は、恐喝などの容疑を受けていたキム氏など4人に対する宣告公判を行った。
裁判所はキム氏に懲役5年、その夫パク氏に懲役2年6カ月、キム氏の妹に懲役1年4カ月の執行猶予3年、妹の夫ムン氏に懲役1年6カ月をそれぞれ宣告した。
キム部長判事は、「キム氏とパク氏は良いイメージを維持することが重要な芸能人の私生活をハッキングなどの方式で取得し、それを公開すると脅迫して恐怖心を極大化した後、お金を要求する犯罪を行った」とし、「これは計画的、組織的であり、犯行手口がとても不良だ」と指摘した。
彼らは昨年末から今年初旬までの2~3カ月間、韓国芸能人8人の携帯電話をハッキングして脅迫し、計6億1000万ウォン(約6100万円)の金品を手に入れた容疑を受けている。彼らにお金を渡した芸能人は8人中、5人だったと確認された。
検察は現在、裁判を受けている4人のほかに、中国にいるとされている主犯A氏についても国際共助を通じて捜査中だ。
先立ってチュ・ジンモは去る1月、ハッキングされたテキストメッセージが公開され、芸能人としてのイメージに大きな打撃を受けた。当時チュ・ジンモの所属事務所側は、ハッキングと関連して強硬な法的対応を予告し、流布行為の自制を求めた。
ハ・ジョンウもまた、脅迫に苦しめられた。去る4月、韓国メディア『ディスパッチ』を通じて、犯人との会話の内容を公開したりもした。犯人はハ・ジョンウに15億ウォン(約1億5000万円)を要求したが、ハ・ジョンウは警察に通報した後、テキストメッセージのやり取りなどで時間を稼ぎながら捜査に協力した。
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