「勝訴しました。これまで応援してくださった方々、ありがとうございます」
同意のない露出シーンを公開され、苦痛を味わったとして映画監督を相手に損害賠償請求訴訟を起こし、一部勝訴した韓国のタレント兼女優クァク・ヒョンファがファンに感想を伝えた。
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クァク・ヒョンファは9月23日、SNSを通じて裁判所の判断に対するコメントを短く残した。彼女は「勝訴しました。これまで応援してくださった方々、ありがとうございます」と伝え、自分が勝訴したことを紹介する記事を添付した。
9月23日、ソウル中央地裁・民事83単独(イ・イェリム判事)の審理で行われたクァク・ヒョンファがイ・スソン監督を相手に起こした損害賠償請求訴訟で、裁判所はイ・スソン監督がクァク・ヒョンファの人格権を侵害したと見て、慰謝料2000万ウォン(約200万円)を賠償する責任があると判決した。
ただしクァク・ヒョンファが請求した、財産上の損害は認めなかった。
イ・スソン監督は去る2012年、自身が演出を務める成人映画に出演することになったクァク・ヒョンファと契約し、口頭で上半身の露出シーンを撮影していないと合意した。しかし実際に撮影が開始されると、彼は「流れのなかで必要な部分」と撮影を説得し、クァク・ヒョンファは露出シーンを公開するかどうかは後で自分が決定するという条件で撮影に応じた。
その後、イ・スソン監督はクァク・ヒョンファの要求通り、2012年の劇場公開時は露出シーンを削除した。しかし2013年11月に露出シーンを追加し、インターネットTV(IPTV)やファイル共有サイトなどに有料で提供した。
それに対してクァク・ヒョンファは2014年4月、イ・スソン監督を刑事告訴し、2017年に民事訴訟を提起した。
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