近年、韓国で活躍する日本人アイドルが増えている。
TWICEのミナ、サナ、モモの通称「ミサモ」などがその代表例と言えるだろう。
また、IZ*ONEの宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美など48グループ出身ながら韓国でも活動しているアイドルもいる。しかし、韓国には他にもまだたくさんの日本人アイドルがいることをご存じだろうか。
今回はまだ知られていない日本人ガールズアイドルを一挙紹介しよう。
1993年2月16日 生まれ。韓国では珍しい日本人ソロアーティストだ。2017年に放送された韓国のオーディション番組『MIX NINE』(JTBC)への出演から徐々にその知名度を高め2019年にソロデビューを果たした。YUKIKAの楽曲は日本のシティポップを彷彿とさせるレトロサウンドが特徴で、ミュージックビデオや衣装に関しても、80年代のアイドルを再現しているようだ。そんなYUKIKAは、過去に『スポーツソウル』のインタビューで「韓国にマイホームを買うのが夢」と語ったことがあるほど、現地での生活を気に入っている。
2004年11月16日生まれ。米ビルボードの「2019年に期待される新人K-POPアーティスト」にも選ばれたガールズグループCherry Bulletのメンバーだ。メイは、その優れたルックスからビジュアルとサブボーカルを担当している。172cmと高身長だが、グループでは最年少。年下らしいおっとりとした性格だ。
2001年4月26日生まれ。メイと同じCherry Bullet のメンバーで、人気ガールズグループAOAを輩出したFNCエンターテインメント初の日本人練習生でもある。BTSのJUNG KOOK(ジョングク)やRed Velvetのスルギなど、アイドル出身校として有名なソウル公演芸術高校に編入した。本名はリセだが、すでにデビューしたガールズグループに同名のメンバーがいたため、レミという芸名で活動することになった。
2000年2月21日生まれ。デビュー当時から元SMエンターテインメントの理事がプロデュースしたことで注目されていた日中韓の多国籍グループ、NATUREのメンバーだ。「韓国でアイドルになりたい」という夢を抱いて、渡韓したハルは、幼い頃から10年ほどダンススポーツを学んでおり、社交ダンス大会で3度の優勝経験を誇る実力の持ち主。グループでもメインダンサーを担当しており、そのパワフルなダンスが特徴だ。TWICEのモモをロールモデルにしているという。
1993年5月26日生まれ。ガールズグループ公園少女で唯一の日本人メンバーであり、ボーイッシュな外見が特徴の最年長。ミヤはもともと日本でアルバイトをしながら、K-POPのカバーダンスをしていた。韓国でアイドルになることを夢見ていたが、当時すでに21歳だったため、誰にも相談できなかったという。2018年に開催された所属事務所のグローバルオーディションに合格し、同年にアイドルデビューを果たした。グループではメインダンサーを担当している。
1994年10月8日生まれ。H.U.Bの日本人メンバーでありながら、リーダーを務める。色気のあるルックスが特徴で、自身もセクシーコンセプトで人気を集めるのヒョナに憧れている。H.U.Bデビュー前の2017年「K-POPアイドルスタースポーツ選手権」に出場した際は、女子60メートル走で優勝をかっさらい、「あの子はいったい誰?」と一躍有名になった。さらに、その足の速さから「ルサイン・ボルト」というニックネームがつけられたという。2018年には「世界で最も美しい顔100人」(The 100 Most Beautiful Faces 2018)に選出され、2017年に次ぐ2年連続ノミネートで話題を呼んだ。
1995年7月23日生まれ。韓国で誕生したグループながら、韓国人メンバーが1人もいないことで注目を集めたガールズグループZ-GIRLSのメンバー。日本、フィリピン、インドネシア、ベトナム、インド、台湾、タイとアジア7カ国のメンバーで構成されている。実は、マヒロは乃木坂46の元メンバー。1期生として2011年から7年に渡ってグループを支えた人物であるだけに、Z-GIRLSとしてのデビューが報じられた際には日本のファンに衝撃を与えた。
「K-POP」というジャンルが世界的に認知され、アイドルグループの多国籍化が進んでいる現在。韓国で活動する日本人アイドルのさらなる活躍に期待が高まっている。
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