韓国のユーチューバーであるヤン・イェウォンの撮影会写真をネットに流出させ強制わいせつをしたとして、当時の責任者であったチェ被告が懲役を言い渡された。ヤン・イェウォン勝訴の知らせに、世間からは称賛の声が上がっている。
ソウル西部地裁は1月9日、強制わいせつの容疑で起訴されたチェ被告(40代、男性)に2年6カ月の懲役を言い渡し、80時間の性的暴行治療プログラムの履修、5年間の児童関係機関への就業制限を命じた。
同被告を起訴したヤン・イェウォンは裁判直後、取材陣に向けて涙ながらに感想を伝えている。
「今回の判決で失われた人生を取り戻すことはできない。だけど正直、少しは癒されたと思った」
また、「悪質なコメントを書き込むネットユーザーたちとも最後まで戦う」と話し、同じような経験のある性犯罪被害者に向けた応援のメッセージも伝えた。
ヤン・イェウォンを全面的に応援した韓国サイバー性暴力対応センターは、今回の勝訴について1月9日に公式フェイスブックを通じて以下のように伝えている。
「“スタジオ撮影性暴力”の加害者が懲役2年6カ月を言い渡された。サイバー性暴力(インターネット上で行われる性的な暴力を指す)だけでなく、強制わいせつに関してもすべて有罪判決。
ヤン・イェウォンさん、生きていくうえで耐え難いほど辛いときは、ここにあなたの味方がいると思っていてほしい」
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ヤン・イェウォンに対しての激励は、さらに続いた。