ガールズグループKARA出身のパク・ギュリが、カカオトーク(LINEのような韓国のコミュニケーションアプリ)を利用したフィッシング詐欺の注意を呼びかけた。
彼女は9月8日、自身のインスタグラムに「私の情報を盗んで私と名乗り、メッセンジャーのフィッシング詐欺を働く人間がいますね」という文章を添えて複数枚の写真を投稿した。
写真に写っているのは、パク・ギュリと母のカカオトークのトーク画面。トークは「お母さん、忙しい?私いまスマホが壊れてPCで送ってるの」というパク・ギュリのメッセージから始まるが、パク・ギュリを装っているのは詐欺師だ。
詐欺師は「仕事のために急遽お金を振り込む必要があるけど、スマホが壊れて口座認証が出来ない」とし、パク・ギュリの母に「お母さんが600万ウォン(約60万円)を振り込んであげて。明日返すから」と、特定の口座番号に振り込みを誘導している。
しかし、パク・ギュリの母が相手の口座番号を見て「この人は誰?」と聞くと、それ以上は返事がこなかった。
母のスマホを借りてこのトーク画面を撮影し、詐欺被害の事実を知らせたパク・ギュリは、「もしこのような連絡をもらった私の知人がいれば、通報してほしい」と注意を促した。
◇パク・ギュリ プロフィール
1988年5月21日生まれ。1995年に子役としてデビューし、2007年にKARAのメンバーとして本格的に音楽活動をスタートさせた。KARAの活動当初はリーダーとしてグループを牽引し、美しいビジュアルでファンから「女神」と呼ばれていた。女優に転向した2016年からは、ドラマ『蒋英実』『恋の花が咲きました』、映画『2つの恋愛』『サヨナラの伝え方』『Beautiful Food』『Revive by TOKYO24』などで安定的な演技を披露しながら女優としてのキャリアを積んでいる。
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