韓ドラ『青春の記録』第1話、青春男女の運命の出会いに胸キュンが止まらない【SSレビュー】

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韓国ドラマ『青春の記録」で、パク・ボゴムとパク・ソダムが抜群のコンビネーションを披露した。

9月7日に放送された初回は、俳優を夢見るモデル、サ・ヘジュン(演者パク・ボゴム)の平凡な日常から始まった。

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夢を叶えるたに奮闘中の彼は、オーディションでは知名度に押される存在感の薄い俳優に過ぎなかった。華やかなランウェイから降りた瞬間、彼は明日を心配し、今日を生きるためにアルバイトを転々としなければならない普通の若者と変わらなかった。

そんなサ・ヘジュンが、再び拳をぎゅっと握り締める事件が起きる。トップスターのパク・ドハ(演者キム・ゴヌ)の警護のアルバイトをやっていたところ、彼の顔を思い出したパク・ドハから「モデルとして活躍してたのに落ちぶれたもんだ」とバカにされるのだ。「悪かったな 文句あるか?」と打ち返すサ・ヘジュンはパク・ドハに頬を叩かれるが、サ・ヘジュンはただじっと我慢する。しかし、彼の目つきは燃えた。

ここで終わりではなかった。サ・ヘジュンは、ずっと経営悪化を理由にギャラをかすめ取っていたエージェンシーの代表イ・テス(演者イ・チャンフン)に契約解除を要求した。

イ・テスは「勝手にしろ」と言いながら、「お前がここまで成長できたのは俺のおかげだ。俳優になるなんて、お前には無理だ」と刺激する。さらには、売れっ子になった友だちウォン・ヘヒョ(演者ピョン・ウソク)との比較も忘れなかった。それでもサ・ヘジュンはじっと我慢する。「お前にやる金はない」というイ・テスに対し、「要らないと言ったのはどうせもらえないからだ。汚い手を使えばもらえるだろうが そんな時間はない」と言い放ち、その場を離れた。

そんなサ・ヘジュンを慰めてくれたのは、祖父サ・ミンギ(演者ハン・ジニ)の温かい応援だった。ただ、家族全員が同じ気持ちではない。父のサ・ヨンナム(演者パク・スヨン)はたわいのない夢を追う息子のことをよく思わなかった。

そんなある日、サ・ヘジュンに選択の瞬間が訪れた。入営(入隊)通知書が送られてきたのだ。

すべてを整理して入隊することを勧める父、自分のことを家の厄介者扱いする兄の言葉に絶望を覚えるサ・ヘジュン。家族だけは自分を信じてくれるという確信で辛い現実を耐えてきた彼にとって、そのような家族の反応は心の傷となり、厳しい言葉をかけてしまった家族もまた、心が穏やかではなかった。

一方、メイクアップアーティストの卵、アン・ジョンハ(演者パク・ソダム)も手強い現実を生きていた。彼女のことを目障りと思うヘアデザイナーのチン・ジュ(演者チョ・ジスン)からことごとく難癖をつけられ、いじめられていたのだ。その辛い瞬間を「サ・ヘジュン」へのファン心で耐えてきた彼女に、ある日、サ・ヘジュンと会える運命のチャンスが訪れる。

サ・ヘジュンが参加するファッションショーに出張を勧められ、当日は彼のメイクアップを担当することになったアン・ジョンハ。彼女はチン・ジュの誤解によってサ・ヘジュンの前で恥をかくも、
落ち込んだ彼女のところに来たサ・ヘジュンから「僕のファン? 僕が好きなの?」と声をかけられる。

(写真=tvN)

その「胸キュン」エンディングは視聴者をときめかせ、次回への期待を高めた。

『青春の記録』は、初回からこれまでにない感受性で若者の“輝く今日”を描いた。

異なる色を持つ若者の姿を現実的に表現したパク・ボゴム、パク・ソダム、ピョン・ウソクのコンビネーションは、期待以上。特にパク・ボゴムの存在感は圧倒的で、周囲の冷たい評価にもかかわらず夢を育てていく様子や、芯が強いものの、時には限りなく落ち込んで傷つく若者をリアルに描き、共感を呼んだ。

パク・ソダムの変身も目立った。確固たる価値観を持つ“しっかり者”アン・ジョンハの姿を、極現実的に表し、魅力を倍増させた。“はまり役”を予感させるピョン・ウソクとパク・ボゴムのコンビネーションにも期待を抱かせ、ハ・ヒラ、シン・エラなど、ベテラン俳優の熱演も物語をより鮮やかに彩った。

『青春の記録』第2話は、韓国tvNにて9月8日よる9時から放送される。Netflixでも同時配信予定。

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