韓国ドラマ『王になった男』が、tvNの月・火曜枠ドラマ歴代最高の初回視聴率を記録した。
1月8日、視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、1月7日に放送された『王になった男』第1話の平均視聴率は5.7%、最高視聴率は7.5%(以下、有料チャンネル登録世帯、全国基準)となった。
tvNが歴代放送した同枠ドラマの最高記録を塗り替える数値だ。
第1話では、正反対の身分にある暴君の王イ・ホンと芸者ハソン(ともにヨ・ジング)が対面。後に朝鮮を揺るがす“遊び”を予告し、注目を集めた。
妾の子である皇太子イ・ホンは、父王(チャン・ヒョク)から迫害を受けながらも地位を守り続け、父の死とともに王位に就く。
その後イ・ホンは、邪心に満ちた家来シン・チス(クォン・ヘヒョ)を利用して王座を脅かす者たちを撲滅し、遂には弟であるキョンイン大君(大君は正室の子を指す)の命まで非情に奪った。
反面、ハソンは楽観的な芸者だ。大地主キム・ジンサ(ユ・ヒョングァン)の家で芸を披露したハソンは「王を馬鹿にした」という口実で報酬もなしにつまみだされる。
激怒した彼はキム・ジンサ宅に保管されている甕(かめ)をすべて叩き壊すというささやかな復讐を敢行し、「どうせなら大きな町で遊んでみよう」という言葉とともに芸者仲間を率いて漢陽(ハンヤン、ソウルの当時の呼び名)を訪れ、新たな芸を繰り広げた。
王が暗殺者から身を守るため、瓜二つの芸者を身代わりに仕立て上げるところからストーリーが展開していく『王になった男』。
初回から反響を呼んだ新たなドラマのこれからに、多くの関心が集まっている。
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