故ク・ハラの実兄と実母による“骨肉の争い”は継続中…「葬儀場でも口喧嘩した」

2020年08月24日 話題 #KARA
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韓国の時事番組『セブン』(原題、TV朝鮮)が、「故ク・ハラが火をつけた親の資格」というテーマを扱った8月23日の放送でKARAの元メンバーだった故ク・ハラさんの実兄と実母のインタビューを公開した。

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故ク・ハラさんの実兄であるク・ホインさんは、「今まで母とは連絡を取っていなかったため、再会した時は、ただの近所のおばさんみたいだった」と吐露。幼少時代(故ク・ハラさんが9歳、ク・ホイン氏が11歳)に家出をした母への恨みを表した。

そして生前に母親を恋しがった故ク・ハラさんが、うつ病を治療する過程で医者のアドバイスに従って母親を訪ねるも、母親との再会でむしろ大きく傷付いたと話している。

ク・ハラさんが残した日記帳には「オンマ(お母さん)に会いたい」という文章と共に、母に無視された心の傷によって自分の存在を否定するような言葉が綴られていた。

ク・ホインさんは、葬儀場でも母親と言い合ったと語る。

(写真=TV朝鮮)

喪主服を求める母に「着ないでほしい。ハラが死んだことにはお母さんも70%くらい責任がある」と言い放ったところ、スマホの光が見えて確認した結果、母が全ての会話を録音していたそうだ。彼は沈痛な顔もちで「妹の遺産目当てで来たと思わざるを得なかった」と振り返った。

一方、実母は自身が「子供を捨てた無情な母」と報じられたことに対して悔しさを訴えた。

「2017年まで連絡をしなかったのは、経済的に苦しく、病気をしていたから」という彼女は、その後は子供たちと持続的に顔を合わせ、良い関係を続けてきたと主張している。

番組スタッフから「ク・ハラさんの死後に弁護士を雇ったのはどういうことか」と聞かれると、「葬儀場で泣いていたらお姉さんから電話がかかってきた。息子(ク・ホインさん)はそれを見て会話を録音していると誤解した。こうなった以上、お姉さんからは知り合いの弁護士を訪ねるように言われ、そうしたまで」と説明した。

(写真=TV朝鮮)

この日の番組では、実母のお姉さんとも電話インタビューを行っている。

実母のお姉さんは「葬儀場で追い出された妹を見て腹がたった。知り合いの弁護士に遺産相続の話を聞いて、妹に助言した。親の役割は果たせなかったが、法律に従って(遺産を相続)するべきだ。(故ク・ハラさんが)1人で生まれたわけではないじゃないか」と話した。

一方、ク・ホインさんは去る3月に直系尊属や直系卑属であっても扶養義務を著しく怠った者は相続欠格事由として認める、通称「ク・ハラ法」の立法請願を行ったが、20代国会が事実上の立法活動終了により本会議に上がらず、廃棄の手順を踏むことになった。

それでもク・ホインさんは「“ク・ハラ法”は妹にしてあげられる最後の贈り物」とし、「20代国会で法案が作られなかったが、21代国会では必ず通過することを切実に望む」と訴えた。

(写真=TV朝鮮)

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