『愛の不時着』ヒョンビンの写真集発売報道に「聞いてない」と所属事務所。法的措置を予告

日本で俳優ヒョンビンの写真集『ヒョンビン、海兵隊の日々』（朝日新聞出版）が発売されると報じられたなか、ヒョンビンの所属事務所VASTエンターテインメントが法的措置を予告した。

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同写真集は、2014年に日本で発売された『ヒョンビン、限界に挑む。――海兵隊入隊ドキュメンタリーBOOK』の新訳での復刊という。

韓国では『美しいあの男、ヒョンビンの海兵日記』というタイトルで2012年に電子書籍のみで発売されたが、海兵隊が公益目的で制作したにもかかわらず、有料販売されたことで論争となった。

8月18日に韓国メディア『スポーツ京郷』が報じたところによると、VASTエンターテインメントは「2014年の発売と同じく、今回の日本での再発売について聞いたことがない」という。

「2014年の（発売の）時は海兵隊の問題だと思って法的措置を取らなかったが、今回は違う。公益目的で撮った写真を、10年が経った今、事前同意を得ずに利用して特定の企業がそれによって利益を得ることは問題になる。本日、弊社の弁護士事務所と話し合いを終えた。法的手続きに入る」とのことだ。

一方、朝日新聞出版と復刊契約を進めた韓国の出版社「Planetメディア」の関係者は、『スポーツ京郷』の取材で「5年前に発売したコンテンツをそのまま、新しい内容を加えずに復刊する」とし、「俳優ヒョンビンではなく、海兵隊ヒョンビンを扱う本で、海兵隊と出版社間の協約で発売される。だからヒョンビンの前・現事務所とは関係ない」と主張した。