俳優ソン・ジュンギが、スクリーンに戻ってきた。
韓国で9月に公開を控えている『勝利号』(原題、チョ・ソンヒ監督)は、2092年を舞台にしたSF映画。宇宙のゴミ掃除船「勝利号」の船員たちが大量破壊兵器として知られる人間型ロボット、ドロシーを発見し、危険な取引に飛び込む物語を描く。
ソン・ジュンギは劇中で、金になるゴミを漁る操縦士テホを演じる。冷静なようで温かい人柄を感じさせ、稚拙な印象を与えながらも天才的な実力を持つキャラクターだ。
『勝利号』ではソン・ジュンギはもちろん、船長を演じるキム・テリ、そしてモーションキャプチャ方式を用いてロボットを演じたユ・ヘジンといった豪華俳優陣に注目が集まっている。
18日午前にオンライン生中継で行われた制作報告会では、ソン・ジュンギがスクリーン復帰に対する感想を伝えた。
スクリーンへの復帰は3年ぶりとなるソン・ジュンギ。チョ・ソンヒ監督とは、『私のオオカミ少年』以来のタッグとなる。
ソン・ジュンギは今回のキャスティングについて、こう話している。
「9年前の『オオカミ少年』撮影当時も、SF映画を準備していると聞いた。宇宙のゴミ掃除というテーマが新鮮だったし、韓国でSF映画を初めて試みるというチャレンジ精神にも惹かれた。監督の無限大のアイディアと漫画的なカラーがSFと出会ったらどうなるのか、と気になった」
『勝利号』は、来る9月23日に韓国で公開予定。
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