「世界へ羽ばたく“グローバルドル”（グローバルアイドル）と呼ばれたいです」
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YGエンターテインメントによるオーディションプログラム『YG宝石箱』から誕生したTREASUREが、世界のファンを前に大きな目標を掲げた。
去る7日にデビューシングル『THE FIRST STEP：CHAPTER ONE』と表題曲の『BOY』を発表したTREASUREは、現在新人グループの中で最も注目されている。
「オーディションを通じて、本当にTREASUREという名前を掲げてデビューした。言葉にできないほどの厳しさがあった」とデビューの感想を伝えたのは、リーダーのチェ・ヒョンソクだ。
TREASUREに対する世界の関心は熱い。
新人K-POPグループとしては最短で米ビルボードの「ソーシャル50」チャートにランクインし、その後6週連続でチャートインに成功。「エマージングアーティスト」チャートにも2週連続でランクインしている。
また、現在公式YouTubeチャンネルの登録者数は182万人を突破。累計アクセス数は1億6000万件を超えている。『BOY』はリリース直後から香港、シンガポール、メキシコなど世界19カ国のiTunesチャートで1位を獲得するという快挙を果たした。
バン・イェダムは、「先輩たちがグローバルな部分で道を作っておいてくれたのだと思う。いつも感謝している。プレッシャーもあるが、それよりも僕たちだけの道を進もうと頑張っている。歴史を描く準備をしている」としながらも、「チャートの成績は予想していなかった。19カ国で1位になったことがありがたい。驚いたし、ファンの皆さんに感謝している」と語り、笑顔を見せた。
『YG宝石箱』という自主制作のサバイバル番組から誕生したTREASUREは、既存のグループのように放送終了から間もなくしてデビューすることはなかった。1年と6カ月の期間を経て正式にデビューし、7年間の練習生生活を経たバン・イェダムはデビュー当日のライブ配信で涙も見せた。
「最初に事務所の練習生になって、さまざまなレッスン家庭を経て基礎からしっかり学んだ」と切り出したバン・イェダムは、「練習を重ねた期間が長かったこともあって、当時を思い出すと熱いものがこみ上げてきた。後ろを振り返るとヒョンソクも泣いていたので、さらに涙が出てきた」と当時を振り返った。
チェ・ヒョンソクは「僕も練習生のときを思い出して、こみ上げてくるものがあった。みんなが喜んでいる姿を見ると、胸がいっぱいになった。苦労も多かったけど、その瞬間に涙が出た」と付け加えた。
パク・ジョンウもまた、「僕も期待が大きかった。デビューカウントダウンをしながら、2人が泣くのを見て我慢していた涙が出たようだ」と口を揃えた。
TREASUREは、YGエンターテインメントが過去24年間発表したグループの中で最も多い12人編成。既存のアーティストを彷彿とさせながらも、また異なる魅力を持っている。
ジフンはこれに関して「大人数なので、ボイスカラーも多様だと思う。それぞれ個性が強いながらも、チームワークが本当にしっかりしている。ミックスマッチの融和が上手くいっているようだ。それぞれ好きなものが多いので、たくさんのことを吸収して多彩な一面をお見せできるのではないかと思う」と、自信をあらわにした。
ドヨンもまた、「メンバーたちが親しいので、相乗効果が期待できると思う」と付け加えた。
一方で、チェ・ヒョンソクは「僕たちにはまだ色がない」という。
「これから塗りつぶしていかなければという気持ち、期待感もある。『YG宝石箱』という物語を通じてたくさんのファンが期待をしてくださったので、どのように応え、新しいシナジーとエネルギーをお見せするか悩んだ。
僕の考えでは、既存のYGの音楽カラーは“テチャン”（たくさんの人が一緒に歌うこと）部分があるということ。僕たちは“カル群舞”（乱れのないそろったダンス）が強みなので、トレンディな姿とカル群舞によるヒップホップな強烈さを披露できそう」
チェ・ヒョンソクは最後に、「今まで以上に良い姿を見せたいというのが、僕たちの願い。そして、一度しかチャンスのない新人賞も貰いたい」と期待感を露わにした。
バン・イェダムもまた、「着実に一歩ずつ成長していきたい」とし、「TREASURE MAKER（TREASUREのファンネーム）の皆さんが待ち望んでくださったので、恩返しになるような良いステージを披露したい。いつか世界中の皆さんが、僕たちを好きになってくれると思う」とファンへの思いを伝えた。
デビューから絶好調のスタートをきったTREASURE。今後の活躍には、期待が高まるばかりだ。
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