KARA出身の故ク・ハラの財産相続に関する裁判で、同じグループで活動した知英(ジヨン)の父親が証人として出席した。
光州(クァンジュ)家庭裁判所・家事2部(部長判事ナム・ヘグァン)では8月12日午後、ク・ハラの兄ク・ホンイ氏が実母ソン氏を相手に提起した相続財産分与訴訟の2回目の裁判が非公開で行われた。
実兄ク・ホイン氏は裁判前、取材陣に「父親が妹の成長と歌手デビューのために、すべてのことをした」とし、「父親が妹を支えたことを証明するために、カン・ジヨン(=知英)氏の父親が証人として出てくれる」と伝えた。
続けて「実母が家庭をおろそかにしたことを証明できるメモもあり、母親が養育の義務を破ったことを証言する証人もいる」と強調し、「実母への相続は不当だ」と付け加えた。
同日、ク・ハラの兄側は、実父が一人で子供たちを養育した点、故人がデビューした後も生活管理などに寄与した点を根拠に挙げ、相続分が認定されるべきと主張した。それを立証するために、知英の父、故人の知人や叔母などが証人席に座った。
対する実母ソン氏側は、民法上で定められた比率の通り相続されなければならないという立場を守った。
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証人尋問後、裁判所はソン氏が2度の裁判に参席しなかったことについて、「家族同士で和解する機会を一度もうけてはどうか」と、家族全員の出席を勧告したという。
ク・ホイン氏は去る3月、光州家庭裁判所に、実母を相手にした相続財産分割審判請求訴訟を提起した。彼らの母親は20年前に家出したが、ク・ハラの死亡後に登場し、相続権を主張してきたという。
ク・ハラの母親側は、相続順位に従って直系尊属が50%を相続しなければならないと主張。父親の相続持分譲渡でク・ハラの財産の50%を受け取ったク・ホイン氏は、それを受け入れられないという立場を明らかにした。
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