俳優ハ・ジョンウが、スターバックスの貸主になった。
不動産業界によると、ハ・ジョンウは2018年7月20日に江原道(カンウォンド)束草(ソクチョ)市・琴湖洞にある面積35.99坪の地下1階、地上3階のビルを24億5000万ウォン(約2億4500万円)で買い取り、同年10月22日に残金を支払ったという。
このビルを担保に約6億ウォン(約6000万円)の融資を受けたそうだ。
現在、このビルはスターバックス・コリアが長期で全フロアに入居し、営業を行っている。
不動産関係者は、「ハ・ジョンウのビルがある地域は最近外国人観光客の訪問が多い。さらにスターバックスがテナントとして入ったため、安定的な賃貸収入があるのはもちろん、のちに売却しやすいのがメリット」と言った。
ハ・ジョンウは2018年7月6日にも、ソウル江西区禾谷洞のスターバックスに入居ビルを73億3000万ウォン(約7億3300万円)で買取っている。
このビルの3階には、スターバックスが2031年までの長期入居契約をしており、そのデポジットは4億ウォン(約4000万円)、手数料は月2400万ウォン(約240万円)で、収益率は年間4.16%という。
これで2018年7月に総額97億8000万ウォン(約9億7800万円)でビル2棟を買い取ったハ・ジョンウ。
ほかにも、2013年と2016年に買い取った高級ビル2棟を所有しており、そのうち1棟で居住していると知られている。
このようなハ・ジョンウの不動産投資について、不動産専門家はこう分析する。
「彼のネームバリューや他の芸能人に比べると、不動産投資への取り組みは遅かったほうだが、収益性と将来価値まで兼ね備えた賢い投資をした。“ハ・ジョンウ効果”によって近隣の商圏まで注目されている」
2003年に映画『マドレーヌ』でデビューしたハ・ジョンウは、俳優業に加え映画監督、プロデューサー、画家としても活躍している。
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