『愛の不時着』『サイコだけど大丈夫』制作会社、過去最高売上を更新「韓ドラの影響力が強まる」

2020年08月08日 話題 #韓流ドラマ
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ドラマ『愛の不時着』『ザ・キング:永遠の君主』などで知られる韓国のドラマ制作会社スタジオドラゴン(STUDIO DRAGON)が、過去最高売上を更新した。

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スタジオドラゴンは8月6日、2020年4~6月の売上額が1614億ウォン、営業利益169億ウォン、純利益134億ウォンを記録したと発表した。

前年同期に比べ売上は25.9%、営業利益は56.3%上昇し、海外売上額も40.7%伸びた594億ウォンを記録している。所属するクリエイターも前年より50人増えた226人だ。

スタジオドラゴンは、このような実績増加の主な要因としてドラマの成果と海外販売の成長を挙げている。

同社(および子会社)が制作したドラマ『愛の不時着』『ザ・キング:永遠の君主』『サイコだけど大丈夫』などが世界的に人気を集め、販売単価の上昇および旧作の販売を牽引し、グローバル販売実績上昇に力添えした。

それによる販売売上は前年同期に比べ25.5%上昇した757億ウォンと、過去最高を達成している。そのうち海外の売上額は全体の36.8%に値する594億ウォンだ。

ドラマ『サイコだけど大丈夫』キービジュアル

4~6月には『ザ・キング:永遠の君主』(SBS)、『一度行ってきました』(KBS)など、チャンネルの多角化戦略を通じて編成売上においても前年同期に比べ12.6%増えた654億ウォンを記録している。

今年の下半期には、tvNドラマ『悪の花』と『秘密の森』シーズン2、Netflixオリジナルシリーズ『スイートホーム』(原題)、『スタートアップ』(原題)など、ターゲット視聴者を攻略したコンテンツでポートフォリオを強化させる計画だ。

ドラマ『悪の花』キービジュアル

スタジオドラゴンのカン・チョルグ代表理事は、「グローバル市場で韓国ドラマの影響力が強化されており、それによってコンテンツ販売にもポジティブな機会が拡大されているので、もっと良い成果につながるようにする。グローバルパートナーとの提携を通じた海外市場への直接進出まで具体化しつつある」と述べた。

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